資料 岡山労働局が入る合同庁舎(岡山・北区)

 2024年2月14日、岡山県笠岡市の化学製品の製造工場で、30代の男性社員が地下のピット内にたまった有機溶剤などを含んだ水をくみ取る作業を行っていたところピット内に転落し、有機溶剤中毒によって死亡しました。

 この事故で、ピット内への転落防止措置を講じていなかったとして、岡山労働局・笠岡労働基準監督署は、JFEケミカル(本社 東京)とJFEケミカル笠岡工場の工場長の男性(38)を、労働安全衛生法違反の疑いで11月11日に岡山地検倉敷支部に書類送検しました。

 笠岡労基署は、会社と工場長の認否について明らかにしていません。