石破茂氏

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 10日のフジテレビ「日曜報道 THE PRIME」では、米大統領選でドナルド・トランプ氏が勝利したことを特集した。

 石破茂首相が7日に行ったトランプ氏との電話会談は「5分」で、首相は会談後に「非常にフレンドリーな感じがした。本音で話ができる方という印象を持った」と述べた。

 番組では他国は、フランス25分、ウクライナ25分、イスラエル20分、韓国12分だったと伝えた。

 松山俊行キャスターが、政府関係者を取材した結果として、石破首相との会談時は、トランプ氏がフロリダ別荘で祝勝パーティーの途中だったと伝えた。「大騒ぎでパーティーやってるところでは音声が聞き取りづらいということで、別室に誘導して来てもらって、そこで電話会談を行い、移動時間を含めると結構な時間がかかったと、わざわざ来たのはすごいことだってことを、政府関係者は説明しています」とした。

 出演した自民党小野寺五典政調会長は、「正確にお話をすると、トランプさんはもっと話したかったらしいですが、石破さんのほうから中座している最中ですからあんまり長く引き留めると、という配慮があったと聞いています」と語った。

 橋下徹弁護士が「それ日本政府として、そういう状況だって分かっていないものなんですか。普通、民間でも、そんなどんちゃん騒ぎしてる時に電話なんかしないじゃないですか」と指摘すると、小野寺氏は「かなり時間刻みでやっている次の大統領ですから。しかも、どちらが当選するか分からず、日程が始めからおさえられず、なるべく早くというと、向こうは無理して中座して出てきてくれたので、こちらは配慮して早めに戻っていただいたと聞いています」と説明した。