18年前の女児刺傷事件“凶器は捨てた”と逮捕の男 刺した回数など危害を加えた状況について具体的に説明 兵庫・たつの市
18年前、兵庫県たつの市で小学4年生の女の子が胸などを刺された事件で、逮捕された男が警察の任意の聴取に「凶器は捨てた」などと話していたことがわかりました。
勝田州彦容疑者(45)は2006年、兵庫県たつの市で小学4年の女の子の胸などを刃物のようなもので刺して殺害しようとした疑いが持たれています。
勝田容疑者は今年5月に始まった警察の任意聴取で、凶器について「捨てた」という趣旨の話をしていることが新たにわかりました。事件から18年が経過し、凶器の発見は困難な見通しですが、勝田容疑者は刺した回数など危害を加えた状況について具体的に説明していて、矛盾はないと判断し、逮捕したということです。
勝田容疑者は2007年に兵庫県加古川市で起きた女児殺害事件への関与もほのめかしていて、警察は女児を狙った連続襲撃事件の可能性も視野に調べています。