奥羽Sを制したアイファーテイオー(右は内田博騎手、左は鮫島調教師)(カメラ・浅子 祐貴)

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 11月9日の福島メイン・奥羽S(3歳上3勝クラス、ダート1700メートル=15頭立て)は、メンバー最速の末脚で追い上げたアイファーテイオー(牡4歳、栗東・鮫島一歩厩舎、父アイファーソング)がオープン入りを決める勝利を飾った。勝ち時計は1分45秒5(良)。

 先行馬が大きな集団をつくった道中。その後ろにポジションを取ると、直線では一完歩ずつに差を詰め、ゴール直前で鼻差とらえて快勝した。初騎乗で勝利に導いた内田博幸騎手は「ごちゃごちゃするところに入らず、いい形で競馬ができた。しまいは脚を使うと思っていた。最後は馬の力で差し切って我慢してくれました」とパートナーをねぎらった。