秋と言えばカボチャ。甘く煮たり、スイーツにしたり、いろいろな食べ方ができますよね。でも、ややレシピにマンネリする人もいるのでは？　農家の娘として野菜の旬レシピを発信しているセリナさん（インスタグラムのフォロワー4.7万人）にカボチャのおいしい見分け方と、少しの工夫で新しい味になるカボチャのおすすめレシピを教えてもらいました。

カボチャのおいしい見分け方

おいしいカボチャはヘタで見分けることができます。カボチャのヘタがしっかりと乾いているものが、熟成し甘くなった証です。

カットされているカボチャの場合は、種を見ることもポイントです。種がしっかりと大きくなっている場合は、十分に成長した状態で収穫されています。反対に種が小さい場合は未熟な状態で収穫されている可能性があります。

●ワタや種をつけたままだと意外と傷みやすいので注意

カボチャの収穫時期は6〜8月頃ですが、収穫してからしばらく追熟させることで甘みが増すため、食べごろは、秋から冬になります。

スーパーなどではカットされて販売されていることが多いカボチャですが、綿やタネがついた状態は傷やすいため、購入しすぐに食べない場合は綿・タネを除いてから保存するようにしてくださいね。

旬のカボチャをおいしく味わうレシピ

カボチャの甘みをお酢の酸味で引き締めて、さっぱりとした味わいになるレシピです。

●焼きカボチャのマリネ

【材料（4人分）】

カボチャ　300g
ニンニク　1片
ベーコン　60g
オリーブオイル　大3
A［白ワインビネガー大3　はちみつ小さじ1　塩、ブラックペッパー各適量］

【つくり方】

（1）　カボチャを5mmほどの厚さに切る。ニンニクはみじん切り、ベーコンは薄くスライスしておく。

（2）　フライパンにオリーブオイルを引き、みじん切りにしたニンニクを炒め、香りが出てきたらベーコンに焦げ目がつくまで炒める。

（3）　ボウルにAを入れてよく混ぜ、（2）をオイルごと入れて混ぜ合わせておく。

（4）　ベーコンを炒めたフライパンに、そのまま（3）を入れて、焼き色がつくまで炒める。油が少なく焦げつきそうな場合は、オリーブオイルを少し追加する。

（5）　焼き色がついたカボチャからボウルに入れていき、混ぜ合わせる。粗熱が取れたら冷蔵庫でしっかりと冷やして完成。