「クローゼット=なんとなく収納する場所」と考えていませんか? 手当たり次第にものをしまっていると、せっかくのスペースも活用しきれません。ここでは、クローゼットを見やすく使う4人のアイデアをご紹介。色ごとやアイテムごとなど、個性の光る収納をチェックしました。

1:トーンをそろえて「シンプル&シック」な収納に

熊本県の1Rアパートに住む40代のAさんは、高さ調整できるハンガーバーに、普段使いの服約20着を収納。

【写真】子どもの作品用ボックスの活用例

「黒、白と手もち服の色や高さをそろえたら、すっきり見えて、着たい服がすぐに選べるようになりました」

2:アイテムごとにゾーンで分けてストレス知らずの収納に

服を選んだり、洗濯物を戻したり…と頻繁に使う場所だからこそ、ストレスフリーにしたいと語るのは、長野県在住のNさん(38歳)。

「アイテムごとに分け、洗濯して乾いたら、そのハンガーのまま戻します」

●掃除用具も余裕をもたせて見やすく

服の整理と併せて、納戸も片づけ。

「不要品を手放したら、掃除用具やストック品もゆとりをもって収められるようになりました」

●子どもの作品は数を絞って管理

子どもの作品用のボックスをつくり、そこに入る範囲で整理。

「しばらく飾っておいて満喫したら、子どもも納得して手放せます」

3:必要な量に絞ったミニマルなクローゼット

自分が着たい服と、使いたい小物だけを徹底的に選び抜き、収納したクローゼット。

「シーズン毎に衣替えをする必要がなくなり、コーディネートするのが楽しい空間になりました」

そう話すのは、4LDKの戸建てに住むNさん(37歳)です。

●“着る服”はこれだけ!

1年着ない服、シミがついた服などを1年弱かけて整理したら、ミニマルな服の量に。

●ニトリの小物ケースを活用

つり下げ式の収納ケースはニトリのもの。

「年間を通じて使うキャップ、大きさ違いのバッグも、すぐに取り出せていいことだらけ」

4:壁一面のオープンクローゼットでおしゃれに収納

3LDKの戸建てに住む30代のMさん。娘さん(2歳)と共有するクローゼットは、オーダーメイドで設計してもらったもの。

「ショップのように、飾りながら収納ができて着たい服がすぐに選べるようになりました」

*この別冊付録は『ESSE』2020年1月号から2024年3月号の内容を抜粋、加筆したものが含まれます

*掲載された名前、年齢などの情報は、『ESSE』に掲載された当時のものが含まれます

*別冊付録で紹介したアイテムは、店舗によって取り扱いがない場合や、すでに販売が終了している可能性があるので、ご了承ください