酒を飲んだことがわかっている相手に電動キックボードを提供したとして大学生の男が書類送検されました。車両の提供による検挙は広島県内で初めてです。

広島市安佐北区の大学生の男(22)は7月、一緒に飲食店にいた安佐南区の大学生の男(20)が飲酒したことを知りながら、電動キックボードを提供した疑いが持たれています。

車両の提供を受けた安佐南区の男は、一緒にいた西区の大学生の男(20)とともに、中区基町の車道ではなく歩道を、飲酒した状態で運転した疑いで書類送検されています。

調べに対し安佐北区の男は「少しの距離なので捕まらないだろうと思い電動キックボードを貸した」と容疑を認めています。

飲酒した人に電動キックボードを提供したことによる検挙は県内初だということです。