ドル買い一服も、円買いは継続 ドル円一時152.27レベル=ロンドン為替

 ロンドン序盤は、調整ムード。為替市場ではドル買いと円買いの動きが優勢。足元で、ドル買いの動きは一服しているが、円買い圧力は継続している。中国財政相が、既存の隠れ債務の借り換えを目的とした6兆元を含む債務計画を発表した。しかし、その他の財政出動についての言及はみられず。市場ではやや失望売りの反応がみられた。人民元売り・円買いの動きがユーロなどにもドル高の動きを波及させた。

 ユーロドルは一時1.0761近辺に安値を更新したが、足元では1.0785-90レベルと下げ一服。ポンドドルも1.2970近辺から1.2936近辺まで下落も、足元では1.2965-70レベルまで買い戻されている。ドル円は153円付近で上値を抑えられており、足元では安値を152.27近辺まで広げている。クロス円も軟調。ユーロ円は164.18近辺、ポンド円は197.30近辺まで安値を広げている。

USD/JPY 152.40 EUR/USD 1.0786 EUR/JPY 164.37