Google Pixelスマホの次世代チップがイマイチとのウワサ
ソフトウェアの力だけでは勝てない…?
Google(グーグル)が手がけるPixelスマートフォンシリーズも、すっかり新作発表が毎年の恒例となりました。順当にいけば、来年は「Pixel 10」が登場するはず。でも、ちょっぴり心配なウワサも飛び出してきました。
Tensorチップがイマイチ?
すでに発売中の「Pixel 9」には、Googleが新開発したTensor G4チップが搭載されています。とはいえ、一部では、このチップのパフォーマンスが、たとえば他社のSnapdragonシリーズなどと比較して、イマイチなんて指摘がありました。それに対して、きっと来年登場のTensor G5チップで、グンと巻き返しを図るんだろうなんて見立てもあったりしたのです。
しかしながら、このほどNotebookcheckは、早くもTensor G5チップのGeekbenchベンチマークスコアがリークされたと報道。シングルコア性能で1,323のスコア、マルチコア性能で4,004のスコアが記録されたんだとか。すでに販売中の「Pixel 9 Pro XL」に載るTensor G4チップでスコア測定すると、シングルコア性能で1,950のスコア、マルチコア性能で4,741のスコアになったそうです。あれあれ、まったく新作でも挽回できてないような?
今後の大化けに期待か…
もちろん、そもそも今回のリークが本物かどうか定かではありません。たとえ本物であっても、まだあくまでも開発初期の初期バージョンでしょう。Pixelスマホはハードウェアが弱いなんて評判をぬぐい去るには、Tensor G5チップの大化けに期待したいところ。そうでなければ、もっとも楽しみなのは「Pixel 9a」だなんて落としどころが待っているやもしれません。
一方、すでに先の先なる「Pixel 11」のウワサまであり、今後のTensorチップの製造は、サムスンファウンドリーからTSMCに変わるとされています。それを機に、最新のスナドラチップ搭載機をも唸らせる、驚きのハイパフォーマンスなハードウェアのPixelスマホが登場してきてほしいものですよね〜。
Source: Notebookcheck