攻撃された避難所の学校=7日、ガザ市(ゲッティ=共同)

 【エルサレム共同】パレスチナ通信は7日、イスラエル軍がパレスチナ自治区ガザ北部ガザ市で避難所として使われている学校を空爆し、10人以上が死亡したと報じた。軍はガザ北部でのイスラム組織ハマス掃討作戦を強化しているもようだ。ロイター通信によると、住民はガザ北部に10月以降、支援物資が入っていないと訴えている。

 一方、イスラエル軍は7日、レバノン全域で親イラン民兵組織ヒズボラの関連場所を空爆したと発表した。国連レバノン暫定軍(UNIFIL)は7日の声明で、レバノン南部サイダを車列が通過している際、近くで無人機の攻撃があり、5人が軽傷を負ったと表明した。レバノン軍兵士3人も負傷したという。

7日、ガザ市でイスラエル軍の空爆を受けた避難所の学校(ゲッティ=共同)