1・4「IWGP世界」挑戦の海野翔太、初の東京ドーム「メインイベント」でネット批判に反論「心の底からふざけんなって思ってますよ」
新日本プロレスは6日、六本木のテレビ朝日で来年1月4日に東京ドームで開催する「WRESTLE KINGDOM 19 in 東京ドーム」の対戦カードを発表した。
会見で海野翔太は、ザック・セイバーJr.への敬意を表し「真っ正面からぶつかって勝ちに行きたいと本気で思っています」と誓った。さらに「実績、結果だとか…東京ドームのメインイベントのカードが弱いとか…心の底からふざけんなって思ってますよ」とネット上などでの批判に猛反発し「このままブーイングやプレッシャーにつぶされて終わるのか。はたまた自分が信じた道をしっかり貫いて戦っていくのか。しっかりと海野翔太に注目しておいてください」と決意表明した。
迎え撃つザックは、海野が挑戦することに「疑問を持っていた人もいると思いますが自分の中ではひとつもありません」とし「新日本プロレスの未来であり将来的にチャンピオンとなり新日本プロレスを率いていく新世代であることは疑いがありませんが、彼がチャンピオンになるのは次回の東京ドームのリングではありません」と断じ「今はザック・セイバーJr.がチャンピオンでいるべき時」と胸を張った。
海野は、東京ドームで初のメインイベントに「うれしいです」と率直に明かした一方で「ふさわしくないとか実績、結果を残してない選手が上がるのはどうだろうね?という声は耳にしますし、でも大阪の後に誰も出てこなかったのがすべてなのかな、と」と示し「現状、見た段階で誰がザックに挑戦するのが一番、ふさわしいのかな?と見た時に一番はG1で勝っているのがデカいのかな?って。それだけです。文句があるのなら僕の目の前に立ったシングルやりましょう」と呼びかけた。
王者は、1・4で海野を突破すれば、リコシェと戦う1・5の東京ドームでベルトをかけることを宣言し「新日本プロレスという団体、会社がこの地球上で最高の団体であることを証明する」と掲げた。そして、海野へ「もちろん倒すが、ここから引き上げるのも自分の役割。将来、チャンピオンになる選手です。そのチャンピオンになるための手ほどきをしたいと思っています」と上から目線で断じた。
見下された海野は「手ほどきするとか、なめられているけど全部ひっくり返してやるよ。ザックに分からせてやるよ。今まで間違ってなかったことをすべてぶつけて、自分が東京ドームのメインイベントの後にベルトを掲げて立っています」と言い切った。
◆1・4東京ドーム決定カード
▼IWGP世界ヘビー級選手権
王者・ザック・セイバーJr. vs 挑戦者・海野翔太
▼棚橋弘至ファイナルロード・スペシャルシングルマッチ
棚橋弘至 vs EVIL
▼IWGP GLOBALヘビー級選手権
王者・デビッド・フィンレー vs 挑戦者・辻陽太
▼IWGPジュニアヘビー級選手権
王者・DOUKI vs 挑戦者・エル・デスペラード
▼NJPW WORLD認定TV選手権3WAYマッチ
王者・成田蓮 vs 挑戦者・ジェフ・コブ、大岩陵平
▼IWGPジュニアタッグ選手権4WAYマッチ
王者組・KUSHIDA、ケビン・ナイト vs ロビー・イーグルス&藤田晃生、TJP&フランシスコ・アキラ、クラーク・コナーズ&ドリラ・モロニー