JR東日本は6日、首都圏の主要線区におけるワンマン運転の実施計画を発表しました。

[2025年春]
常磐線各駅停車 綾瀬〜取手間(10両編成)
南武線 川崎〜立川間(6両編成)

[2026年春]
横浜・根岸線 八王子〜大船間(8両編成)
※東神奈川〜大船間は横浜線車両E233系8両編成のみワンマン運転

2030年ごろまでに山手線、京浜東北・根岸線、中央・総武線(各駅停車)、埼京・川越線においても準備を進め、ワンマン運転を実施する予定としています。

ワンマン運転導入に向け、同社は安全性向上の取組として運転席への乗降確認モニタの設置、異常時における乗客と輸送指令室との通話機能(運転士が応答できない場合)、輸送指令室から直接車内放送を行う機能を導入します。

このほかにも首都圏のホームドア整備やATO(自動列車運転装置)、TASC(定位置停止装置)の整備、輸送指令室から列車内のリアルタイム映像を確認できる機能や線路内の障害物を車両搭載カメラで検知するシステムなどの早期導入を目指すとしています。

(画像:JR東日本)