上原浩治氏「私はデコピンじゃなくて…」ドジャース世界一“アッパレ”山本由伸に「もしかしてMVPを…」
元巨人投手で野球解説者の上原浩治氏(49)が3日放送のTBS系「サンデーモーニング」(日曜前8・00)に出演。ドジャースとヤンキースが戦ったワールドシリーズに言及した。
今年のワールドシリーズは43年ぶり12度目となったヤンキースとの東西名門対決を制し、ドジャースが4年ぶりに世界一に輝いた。
上原氏は第2戦で7回途中1失点で、07年の松坂大輔(レッドソックス)以来、ワールドシリーズ日本投手2人目の白星を挙げた山本について「1戦目、満塁ホームランで(サヨナラ勝ちした)流れがドジャースに来て、その流れを渡さないまま2戦目に素晴らしいピッチングでしたね」と称賛した。
さらに、第5戦に敗れた場合、第6戦の先発に山本が予定されていたこともあり「2試合、いいピッチングをしてたらフリーマンともしかしてMVPを争ってたんじゃないかなってぐらい素晴らしいピッチングでしたね」と続け「やりがいは間違いなくあったと思うし、その中でいいピッチングをしたので最高の気分だと思います」と称えた。
また、上原氏は前日、ロサンゼルスで行われたパレードに「ドジャースにアッパレですね。(シリーズが)終わって、すぐやってくれるのがファンもまた盛り上がった状態で入っていける。盛り上げ方が違いますよね。日にちが空くとちょっと冷める部分があるので」と興奮冷めやらぬうちにパレードをしてファンも喜んだと球団のスケジュールも称賛した。
そして、「私はデコピンじゃなくて、下に一真が映ってるんです。うちは子供でしたね」と自身がレッドソックス時代に世界一に輝いた後のパレードでは、長男・一真くんと一緒に参加したと懐かしんでいた。