トイザらス公式Xが「いくじおつかれさま」 波紋広げた子育てママの悩みに「縦読み」で寄り添う
おもちゃ・こども用品の量販店「トイザらス・ベビーザらス」公式Xが2024年10月29日に公開したメッセージに注目が集まっている。
子育てママの悩みに「何も買わないのにトイザらス行くの???」
トイザらスをめぐっては、子育て中の母親がXに投稿した「息子とトイザらス行くたびに何か買わされてしんどすぎる どうやったら遊ぶだけで買わないよって伝わるの?」とする悩みが拡散され、賛否を呼んでいた。
ユーザーはオムツなどのベビー用品を購入するために店舗を訪れており、おもちゃも購入しているというが、「イヤイヤ期」の息子がなかなかいうことを聞かず困っているとしていた。
この書き込みには「お子様の年齢がそういう時期なだけ。みんな通る道です」「子連れの買い物ほんとしんどい」など共感の声が寄せられた一方で、「逆に何も買わないのにトイザらス行くの???」「買うつもりで入店して結果買う物無くてなら分かるけど、元々遊び場にする神経が理解出来ない」など批判も相次いだ。
「お子さまと一緒に『見る・触る・遊ぶ』をお気軽にご体験ください」
こうした中、トイザらス公式は29日、【みなさまへ】としたメッセージを公開した。
「くり返しお越しいただく中で、育児中の大変さもあるかと存じますが、トイザらスでは じっさいに商品を手にとって楽しんでいただけるよう、おもちゃのサンプルをご用意しています」と店頭で子どもが遊ぶことを想定していると説明。
その上で、「お子さまと一緒に『見る・触る・遊ぶ』をお気軽にご体験ください」「混雑時には、譲り合ってご利用いただけますと幸いです」と呼びかけている。
声明には「くり返し」「じっさいに」「れんけいしながら」など、一部やや不自然なひらがなが使われているが、最初の行を縦読みすると「いくじおつかれさま」となる。
親子に寄り添う対応だけでなく、子育てに悩むママ・パパへの温かいメッセージをひそませたトイザらスの心配りを称賛する声が上がっている。
「行くと子供がめちゃくちゃ遊ぶので申し訳ないな...と思いながらも毎回おもちゃは買えない、でも子供はお店に行きたい! で悶々としてたので、このメッセージはありがたすぎる」
「育児お疲れさまなんて普段言われないからジーンときた」
「縦読みだー!! そして昨今話題に上がっていた、他のものを買いに来ておもちゃをねだられる問題にも言及してくれているのかな。ありがたや」