田代まさし、保護観察期間終了を報告 「なかなかやめられない薬物の怖さ、身をもって体験」
元タレントの田代まさしさんが2024年10月27日にYouTubeチャンネルを更新し、保護観察期間が終了したことを報告した。
田代さんは、これまで違法薬物の所持で複数回逮捕・起訴されている。19年11月に3回目の覚せい剤取締法違反の容疑で逮捕・起訴され、懲役2年6月、うち懲役6月を保護観察付き執行猶予2年とする判決を受けていた。
「薬をやめるというのは大変な作業」
田代さんはYouTubeに「田代まさし、皆様へご報告があります。」という動画を公開し、その中で「10月27日を持ちまして私、田代まさし、保護監察の期間が終わりました!」と報告し、「これもひとえに応援してくださった皆様、そして私の周りにいる友人たち、そして子どもたち、そういう人たちの応援の力があって今の私がいるっていうことを改めて今実感しています」と感謝を明かした。
また、田代さんは自ら受けた薬物検査の結果も公表し、すべて陰性だったことを証明する書類もカメラに掲げていた。
田代さんは2年間の保護観察期間について、「ぶっちゃけた話」と前置きしつつ、「面倒くせえなと思っていました。だったら半年間刑務所にいればよかったと何度思ったことでしょう」と振り返る。一方、定期的に薬物検査を受けていたことで、「使いたいっていう気持ちの抑止力になりました」と語った。
さらに田代さんは、「薬をやめるというのは大変な作業だっていう、努力だということは、やっていないみなさんには伝わりづらいと思うんですが」としながらも、「やった本人にとってはやめるということの難しさ。何回もしくじったのは、みなさんご存知だと思います。なかなかやめられないという薬物の依存症の怖さ、身をもって体験してまいりました」と切実さを吐露した。
また、保護観察官から、保護観察期間が終わった解放感から再び薬物に手を出したり、売人が近づいてきたりするケースを聞いたそうだ。田代さんは、「売人の方に言います。もう買いませんよ」と宣言し、今後も毎月薬物検査を行い、YouTubeで公開するという方針も明かしていた。
この田代さんの報告には、
「本当に、もう二度と周りの人を裏切らないでくださいね」
「マーシー頑張れ!応援してます」
という声が集まっていた。