東京の天気予報に恐怖を感じるも実際に行ってみたら快適、なぜ?―台湾メディア

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台湾メディアのFTNN新聞網は23日、ある台湾人男性が台湾と日本の「体感温度」の差に驚いたと報じた。

記事によると、台湾のネット掲示板PTTで、最近日本を旅行したというある男性が「出発前に天気予報を見たら東京の気温は十数度まで下がると言っていた。台湾で十数度は震えるほど寒いため恐怖を感じたが、実際に行ってみるとやや肌寒いくらいで、半袖でも十分だった」と報告。「寒いと感じなかったのはなぜなのだろうか?」と問い掛けた。

この投稿に他のネットユーザーからは「湿度が低いとあまり寒く感じないんだよ」「台湾は湿度が高いから暑い時は蒸すし、寒い時は体から熱が奪われやすい」「(日本は)湿度が本当に低い。雪の中で半袖でも大丈夫だった」「日本だと薄手の上着もいらない。むしろ暑い」「日本の十数度は台湾の27度くらい」など、湿度と関係があるとの声が相次いだ。

ほかにも、「東京や京都は0〜3度でも寒いと感じない」「(台湾で)寒流が流れ込んできた時なんかは20度でも日本の0度より寒く感じる」「本当に違う。福岡に行った時、22度だったけど台湾の26度くらいに感じて、すごく快適だった」「シベリアの先住民が台湾に来た時も北極より寒いって言っていた」などのコメントが寄せられていたという。

なお、日本気象協会は湿度や風などを加味した「体感温度指数」を発表している。(翻訳・編集/北田)