オールブラックス戦に向けた会見に出席したラグビー日本代表のFW姫野和樹

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 ラグビー日本代表は25日、ニュージーランド代表「オールブラックス」とのテストマッチ「リボビタンDチャンレンジカップ2024」(26日、日産スタジアム)に向けて、試合会場で冒頭15分を除く非公開で練習を行った。右肘の手術から約1年ぶりの代表復帰戦となるフランカーの姫野和樹(30、トヨタ)は「またこの代表に帰って来れてすごく喜びを感じている。相手もオールブラックスで、すごくエキサイティングしてます」と心境を明かした。

 世界ランキング3位のオールブラックスに同14位の日本が挑む。過去7戦全敗の強豪が相手だが、姫野は積極性、自信を持つことが重要と強調。「しっかり自分たちのプラン、自分自身を信じてジャパンらしくプレーする」とひるまず、矢印を自分たちに向ける。

 金星をあげ、日本ラグビー界の歴史を変える日になるか。理想的な試合展開を質問された姫野は「まあ、理想はね、100−0で」と冗談交じりにリップサービス。気を取り直し「とにかく自分たちとしては、最初に自分たちがゲームの流れを持っていくところにフォーカスしてます。前半しっかりと勝ち越せている状態で折り返せたら最高だと思う」と話した。