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10月24日はプロ野球ドラフト会議です。注目されている、大分県佐伯市の佐伯鶴城高校の狩生聖真投手は自慢のストレートにさらに磨きをかけて、指名の時を待っています。

【写真を見る】プロ野球ドラフト会議目前 全12球団が熱視線 狩生聖真投手(佐伯鶴城高校) 大分

佐伯鶴城のグラウンドで汗を流すのはプロ全12球団が関心を示している長身右腕、狩生聖真投手です。

(佐伯鶴城・狩生聖真投手)「ドラフト会議があと1週間くらいになってきて、少し緊張が出てきて楽しみもあるんですけど、今は緊張の方が大きいです」

今年7月、夏の県大会では140キロ台後半のキレのあるストレートを武器にベスト8まで進出。プロのスカウトも熱心に見守りました。

(佐伯鶴城・狩生聖真投手)「自分がこんなに成長するとは、入ったころも思わなかったですし、本当に監督がいなかったらこんなに成長してたのかなと思います」

狩生投手は元々ショートとして高校に入学。大分商業と佐伯鶴城でプロ野球選手8人を送り出した渡辺正雄監督はその才能を見抜いていました。

(佐伯鶴城・渡辺正雄監督)「(広島カープの)森下とすごく似ていたので、森下が野手から入っていったという部分もありましたし、それをすぐに狩生にもはめていこうと。伸びしろが計り知れないところだと思います」

身長185センチから上半身をしなやかに使って投げ下ろすストレートは最速150キロ、プロ入りしてからさらに成長が期待できる素材と評価されています。

(狩生聖真投手)「上から叩くというかできるだけ下に投げるようにしたらもっとキレの良い球が投げられるようになったので、ずっと意識しています」

狩生投手は同級生のキャッチャー、菅さんに誘われて佐伯鶴城に進学。地元の仲間と過ごした3年間の思い出を胸にプロの舞台へ羽ばたこうとしています。

(狩生聖真投手)「真っすぐを一番に磨いて、勝ち切れる、勝てる投手を目指して、結果を残して日本のエースと言われるような、WBCで活躍できるような投手になりたいと思います」