白石麻衣、新ドラマ『オクラ』で人情派の“元ヤン刑事”に挑戦!女優としての新境地に期待

写真拡大

10月8日より放送がスタートしたドラマ『オクラ〜迷宮入り事件捜査〜』(フジテレビ系)に出演中の白石麻衣。乃木坂46卒業後は女優としての活躍が目立っており、今作では“元ヤン女性刑事”役に体当たりで挑戦している。そこで本記事では、白石の『オクラ〜迷宮入り事件捜査〜』での演技に注目し、その魅力に迫りたい。

【関連】白石麻衣『恋する警護24時』優しさと芯の強さを併せ持つヒロイン・里夏を好演

『オクラ〜迷宮入り事件捜査〜』は、反町隆史演じる人情味溢れる昭和刑事・飛鷹千寿と、杉野遥亮演じるクールな令和刑事・不破利己が、長期に渡って未解決となっている実質“オクラ(お蔵入り)”状態の事件に挑むヒューマンミステリーエンターテインメント。初回放送から配信動画サービス『TVer』のドラマ視聴ランキングで1位を獲得するなど、今期注目のドラマの1つとなっている。

白石といえば、『風間公親-教場0-』(2023年/フジテレビ系)で二面性のある新人刑事役を好演したことも記憶に新しいが、自身2度目の刑事役となる今作で演じるのは、特命捜査情報管理室・通称“オクラ”所属の元ヤンキー刑事で、気もけんかも強い勝ち気な性格の結城倫子という役どころだ。公式コメントで、白石は、「ヤンキーな部分というのは自分とは正反対なので、スマホで“女性 ヤンキー”と検索してみたんです」と、役柄と普段の自身はギャップがあるとした上で、「“ヤンキー”と言われる方々は、仲間を大切にする人情深い部分があって、仕事に向き合う姿勢は大事にしつつ守るものは守って、叩き直したいことには喝を入れる…すごく温かい人たちなんじゃないかと感じたんです」「その感じた部分を役に生かしつつ、監督からは目の表情でオンオフをつけてほしいと言われたので、そこも意識していきたい」と語っていた。

第1話では、娘を亡くした遺族を責めるような発言をした不破を倫子は叱咤し、「あんた、身内を殺されたことある?私はある」と切り出すと、警察官だった父が連続殺人事件に巻き込まれて殺されてしまったという過去を告白。さらに眉を寄せた鋭い表情で、「身近な人が殺されるって相当エグいんだよ。時間じゃ解決してくれない」と語りかけるシーンが描かれ、SNSでは、「怒るシーンが爽快」「強めのまいやん良い」「こういう役待ってた〜!!!」といった絶賛の声があがっていた。彼女の熱演が倫子というキャラクターの強さに説得力を与えていると言えそうだ。

女優として多彩な役柄に挑戦し、『オクラ〜迷宮入り事件捜査〜』でも新境地を見せている白石。今後は、11月1日公開予定の映画『スマホを落としただけなのに 〜最終章〜 ファイナル ハッキング ゲーム』や、12月20日公開予定の映画『聖☆おにいさん THE MOVIE〜ホーリーメン VS 悪魔軍団〜』など話題作への出演が決まっており、女優としてのさらなる活躍に期待が高まる。