「最強の布陣」で挑んだ出雲駅伝は3位。青山学院大学・原晋監督のレース後インタビューです。

――レース全体を振り返っていかがでしたか?
「どのタイミングを見ても、これで勝てると思ったタイミングは1度もなかったですね。全体的に後手後手に回ったかなという展開でしたね」

――スタート当初はレース全体非常にスローでしたが、その展開というのは原監督が当初描いていた展開と比べていかがでしたか?
「これも想定外でしたね。特に風も吹いてませんでしたので、スローならもう思い切ってハイペースに持っていく、そういうレース展開をしてほしかったですね。やっぱ区間賞を獲ることを目的に走っていた感じがありましたね」

――ここから全日本、箱根へとより距離の長い駅伝が待っています。巻き返しの策をどう考えてらっしゃいますか?
「今から何か魔法をかけてぐっと上がることはありませんので、1年間のトレーニングの流れの中で淡々と気持ちを込めて私生活、トレーニングに打ち込んでいきたいなと思います」