日本戦の前日会見で対戦相手について語ったポポヴィッチ監督。写真:金子拓弥(サッカーダイジェスト写真部)

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 オーストラリア代表のトニー・ポポヴィッチ監督は10月14日、北中米ワールドカップのアジア最終予選・日本戦の前日会見に出席。近年の日本代表の成長に言及した。

 オーストラリア代表は2006年のドイツ・ワールドカップで日本代表と対戦し、3−1で勝利。ただ、それ以降はなかなか勝ち切れず、過去15年間ではオーストラリアは日本に勝てていない。

 日本に勝利した当時は現役選手で、オーストラリア代表の一員として戦っていたポポヴィッチ監督は、「確かに2006年の試合は特別な日で、今でもあの日を思い出すと笑みがこぼれてしまう。明日も当時のような笑みを浮かべて試合を終わらせたいと思っている」と振り返りつつ、近年の日本代表をこう分析した。
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「ただ、そうは言っても日本代表はあれ以来、本当に非常に素晴らしい進歩を遂げた。やはり自分の友達でもあり、同僚でもある森保監督の力が大きいと思うし、日本はどんどんひとつステージが上がって強くなったなと思ったら、また次のステージに段階を経て強くなっている」

 続けて、今回のW杯予選、15日の日本戦に向け「自分たちはどんなリーグ戦であったとしても、1位を目ざして頑張るので、そうできると思っているし、自信もあるし、信念もある。そういう気持ちでチャレンジをしたい」と意気込んだ。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部