80Gbps/240WのUSB4 Version 2.0ケーブルが世界に先駆けて日本で初登場
転送速度は最大80Gbps、最大240Wで給電可能なUSB4 Version 2.0ケーブルがついにエレコムから登場しました。2024年12月中旬に発売予定です。
国内初認証 USB最新規格「USB4 Ver2.0」 80Gbps(60W)対応の高速充電が可能なUSB Type-C™ケーブルを新発売 | エレコム株式会社 ELECOM
https://www.elecom.co.jp/news/release/20241004-01/
USB4 2.0 Cables Capable of 80 Gbps Data and Power Delivery of 60 W and 240 W, Get Certified | TechPowerUp
https://www.techpowerup.com/327316/usb4-2-0-cables-capable-of-80-gbps-data-and-power-delivery-of-60-w-and-240-w-get-certified
World's first USB4 2.0 cables promise 80Gbps speeds | TechSpot
https://www.techspot.com/news/105025-lunar-lake-allegedly-smokes-z1-extreme-handheld-gaming.html
エレコムはUSB4 Version 2.0ケーブルの正式認証をUSB-IFから取得した企業の1つで、日本国内では同社が初めて認証を受けています。
転送速度80Gbps・給電60W(20V/3A)のケーブルと、転送速度80Gbps・給電240W(48V/5A)のケーブルが2024年12月に発売される予定。2種類ともUSB Type-Cに内包されたピンを映像信号などUSB以外の信号伝送に使用できる「DisplayPort Alternative Mode」対応で、最大8K(7680x4320)/60Hzの映像の伝送が可能とのことです。
以下はエレコムが公開したイメージ画像です。
上記の仕様を遺憾なく発揮するにはケーブルに接続するデバイスもUSB4 Version 2.0に対応している必要がありますが、テクノロジー系メディアのTom's Guideは「今のところ、この規格をネイティブでサポートしているマザーボードやその他のデバイスはない」と伝えています。
USB4 Version 2.0の「80Gbps」という転送速度はUSB4 Version 1.0の2倍に当たります。USB4 Version 2.0の仕様自体は2022年に公開されていて、理論上は単一方向に最大120Gbpsをサポートできることになっています。
最大120Gbpsでのデータ転送をサポートする「USB4 Version 2.0」の仕様が公開される - GIGAZINE
なお、記事作成時点でエレコムが販売しているUSB4 Version 1.0対応のケーブルは40Gbps・100Wで税込1万1814円、40Gbps・240Wで税込1万7939円です。