薮宏太、主演ミュージカルの意外な観客乗り越える 後輩・草間リチャード敬太は「シャイ」
ミュージカル『tick, tick...BOOM!』の公開ゲネプロが6日に東京・シアタークリエで行われ、薮宏太、梅田彩佳、草間リチャード敬太(Aぇ! group)が取材に応じた。
同作はミュージカル『RENT』を生み出しながら、開幕日寸前に急逝したジョナサン・ラーソンの下積み時代の経験をベースに自身の葛藤と成長を楽曲の数々で綴ったミュージカル。2001年にオフ・ブロードウェイにて上演されたことを皮切りに、日本をはじめ、イギリス、カナダなど各国にて上演された。2021年には映画化もされアカデミー賞2部門でノミネートされた話題作となる。
○ミュージカル『tick, tick...BOOM!』の公開ゲネプロに薮宏太、梅田彩佳、草間リチャード敬太登場
「ゲネプロの客席が怖すぎて。めっちゃサプライズ。『RENT』のキャストさんとかが……」(草間)、「1番前に」(梅田)と、『RENT』日本版キャストも公開ゲネプロを観ていたという同作。薮は「でも僕はジョナサン・ラーソン(役)じゃないですか。ジョンじゃないですか。『僕が作った音楽でみんな歌ってる!』という気持ちになると、いけるってことに気付いた」と乗り越え方を明かした。
Hey! Say! JUMPの薮と、Aぇ! groupの草間は同じ事務所だがこれまで交流はなかったという。薮は「リチャ(草間)、こう見えてめちゃめちゃシャイなんです。Aぇ! groupというだけで、『どや!』って関西の感じで来るかなと思ってたら、 めちゃめちゃシャイ」と苦笑。草間は「先に話しかけてくれて。『リチャ、シャイだよね〜』って」と感謝し、薮は「俺もシャイな方で、気持ちがわかるので。『シャイでもいいから、もう解放しようぜ!』と言って、一緒に頑張ってましたね。東京で2カ月ぐらい泊まってるというから、ご飯屋さんとか、僕が一方的にURLを送って、『ここおいしいぞ』と」と気にかけている様子。
薮はさらに「聞いてくださいよ。連絡先、僕から聞いたんです」と訴え、草間は「ま、シャイなんで」と応じる。薮は「いつまでたっても2人とも連絡先交換しないぞと思って。俺も聞くタイプでもないし、多分このまま行ったらやばいなと思って『リチャ、連絡先交換しよ』って」と様子を再現。「(梅田と)3人、あとスウィングのお二方(AYAKA、石川新太)と5人で焼肉食べたね」という薮に、梅田は「奢ってくれました、薮くんが。ありがとうございます」と明かす。草間は「僕が行けない分どんどん来てくださるので、 めちゃくちゃやりやすいですね。後輩が言うのもなんですけど、めちゃくちゃやりやすい」と笑いを誘い、薮は「ありがとうございます」と頭を下げていた。
今作のタイトルでは「30歳までのカウントダウンの音」が表されているが、人生のモヤモヤが晴れた時期について聞かれると、薮は「当時デビューする年齢って高校生とか普通だったんですよ。僕は高校3年生で今のグループに入ってデビューさせてもらったんですけど、『高3でデビューできなかったら辞めようかな』ぐらいの感じだった。今だったら、リチャは29でデビューしたわけでしょ。(当時は)今みたいにあるグループがそのままデビューするという感じじゃなくて、高校生でデビューするのが当たり前だったので、なんとなく高校3年生にさしかかってからの1年ぐらいは『どうしようかな』と。塾とか行ったりして急に勉強始まっちゃって」と、進路に迷っていた時期について振り返る。「でも、気づいたらデビューして。でも、大学も行って。勉強しててよかったなと思うとこもある。16〜7歳とか、 早いと思われるかもしんないですけど、モヤモヤというか、『もっと頑張んなきゃな』と(思った時期)。人との巡り合いと、運と、いろんなことがあって、今の活動がずっとできてるのはすごくありがたいです」と語った。
梅田は「私は元々アイドルグループ、AKB(48)にいたんですけど、27(歳)で卒業して。10年間グループにいて、今まではグループの中にいたけど、1人で卒業する時にけっこうな決意があった。でも卒業したら吹っ切れて。ミュージカルが大好きなんですけど、『ミュージカルを頑張る』という気持ちで、1個吹っ切れた感じがすごくして、モヤモヤはなくなった」と回答。
草間も「僕はやっぱりデビューですね。メンバーの末澤(誠也)が30(歳)になるまでにデビューしたいというのをずっと言ってたんで。『デビューできるんかな、ほんまに』みたいな時期もあったんで、今年5月にデビューできて、そこでモヤモヤはパッと晴れました」とコメントし、薮も拍手していた。
東京公演はシアタークリエにて10月6日〜31日、愛知公演は東海市芸術劇場にて11月3日〜4日。大阪公演はCOOL JAPAN PARK OSAKA WWホールにて11月7日〜11日。
同作はミュージカル『RENT』を生み出しながら、開幕日寸前に急逝したジョナサン・ラーソンの下積み時代の経験をベースに自身の葛藤と成長を楽曲の数々で綴ったミュージカル。2001年にオフ・ブロードウェイにて上演されたことを皮切りに、日本をはじめ、イギリス、カナダなど各国にて上演された。2021年には映画化もされアカデミー賞2部門でノミネートされた話題作となる。
「ゲネプロの客席が怖すぎて。めっちゃサプライズ。『RENT』のキャストさんとかが……」(草間)、「1番前に」(梅田)と、『RENT』日本版キャストも公開ゲネプロを観ていたという同作。薮は「でも僕はジョナサン・ラーソン(役)じゃないですか。ジョンじゃないですか。『僕が作った音楽でみんな歌ってる!』という気持ちになると、いけるってことに気付いた」と乗り越え方を明かした。
Hey! Say! JUMPの薮と、Aぇ! groupの草間は同じ事務所だがこれまで交流はなかったという。薮は「リチャ(草間)、こう見えてめちゃめちゃシャイなんです。Aぇ! groupというだけで、『どや!』って関西の感じで来るかなと思ってたら、 めちゃめちゃシャイ」と苦笑。草間は「先に話しかけてくれて。『リチャ、シャイだよね〜』って」と感謝し、薮は「俺もシャイな方で、気持ちがわかるので。『シャイでもいいから、もう解放しようぜ!』と言って、一緒に頑張ってましたね。東京で2カ月ぐらい泊まってるというから、ご飯屋さんとか、僕が一方的にURLを送って、『ここおいしいぞ』と」と気にかけている様子。
薮はさらに「聞いてくださいよ。連絡先、僕から聞いたんです」と訴え、草間は「ま、シャイなんで」と応じる。薮は「いつまでたっても2人とも連絡先交換しないぞと思って。俺も聞くタイプでもないし、多分このまま行ったらやばいなと思って『リチャ、連絡先交換しよ』って」と様子を再現。「(梅田と)3人、あとスウィングのお二方(AYAKA、石川新太)と5人で焼肉食べたね」という薮に、梅田は「奢ってくれました、薮くんが。ありがとうございます」と明かす。草間は「僕が行けない分どんどん来てくださるので、 めちゃくちゃやりやすいですね。後輩が言うのもなんですけど、めちゃくちゃやりやすい」と笑いを誘い、薮は「ありがとうございます」と頭を下げていた。
今作のタイトルでは「30歳までのカウントダウンの音」が表されているが、人生のモヤモヤが晴れた時期について聞かれると、薮は「当時デビューする年齢って高校生とか普通だったんですよ。僕は高校3年生で今のグループに入ってデビューさせてもらったんですけど、『高3でデビューできなかったら辞めようかな』ぐらいの感じだった。今だったら、リチャは29でデビューしたわけでしょ。(当時は)今みたいにあるグループがそのままデビューするという感じじゃなくて、高校生でデビューするのが当たり前だったので、なんとなく高校3年生にさしかかってからの1年ぐらいは『どうしようかな』と。塾とか行ったりして急に勉強始まっちゃって」と、進路に迷っていた時期について振り返る。「でも、気づいたらデビューして。でも、大学も行って。勉強しててよかったなと思うとこもある。16〜7歳とか、 早いと思われるかもしんないですけど、モヤモヤというか、『もっと頑張んなきゃな』と(思った時期)。人との巡り合いと、運と、いろんなことがあって、今の活動がずっとできてるのはすごくありがたいです」と語った。
梅田は「私は元々アイドルグループ、AKB(48)にいたんですけど、27(歳)で卒業して。10年間グループにいて、今まではグループの中にいたけど、1人で卒業する時にけっこうな決意があった。でも卒業したら吹っ切れて。ミュージカルが大好きなんですけど、『ミュージカルを頑張る』という気持ちで、1個吹っ切れた感じがすごくして、モヤモヤはなくなった」と回答。
草間も「僕はやっぱりデビューですね。メンバーの末澤(誠也)が30(歳)になるまでにデビューしたいというのをずっと言ってたんで。『デビューできるんかな、ほんまに』みたいな時期もあったんで、今年5月にデビューできて、そこでモヤモヤはパッと晴れました」とコメントし、薮も拍手していた。
東京公演はシアタークリエにて10月6日〜31日、愛知公演は東海市芸術劇場にて11月3日〜4日。大阪公演はCOOL JAPAN PARK OSAKA WWホールにて11月7日〜11日。