ジャンポケ斉藤(C)日刊ゲンダイ

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《弊社は、これまで、斉藤に対する重大な契約違反の疑いについて、弁護士の助言等を受けつつ、当事者の名誉・プライバシー・健康状態等に配慮し、関係者等と協議しながら慎重に事実確認を含めた対応を行ってきたところですが、本日、斉藤とも協議の上、マネジメント契約を解除いたしました》

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 やはりといっていいだろう。体調不良を理由に活動休止中のお笑いトリオ「ジャングルポケット」の斉藤慎二(41)が、20代女性に性的暴行を加えたなどして不同意性交と不同意わいせつの疑いで警視庁に書類送検されたことが明らかになった。所属事務所の吉本興業は斉藤とのマネジメント契約の解除を発表した。

 斉藤は今年7月、テレビ番組の撮影中に東京・新宿の路上に駐車していたロケバス内で、女性と2人でいるところ犯行に及んだという。
 
「斉藤は過去2回の不倫が発覚しているように、近しい人たちの間では女グセの悪さで知られ、『やっぱり』という声があがっています。性への執着は自らも“病気”と認めるほどでしたが、今回の事態はこれまで報じられたものとは異なる犯罪行為で、被害者の女性は『絶対に許すことはできない』と話している。一方、今月26日で42歳になる斉藤は、自身の誕生日会を開催する予定だったようです」(週刊誌記者)

 斉藤は11年以上出演している続けていた競馬番組「ウイニング競馬」(テレビ東京系)や、毎週水曜日に出演していた朝の情報番組「ZIP!」(日本テレビ系)を体調不良を理由に突然降板している。9月4日に「ZIP!」MCの水卜麻美アナ(37)から「体調不良が長引いている」との説明があったが……。
 
「体調不良で突然レギュラー番組、しかもMCを務める番組まで降りるのは異常事態としか言えないため、『額面通り受け取れない』『裏で女性問題が絡んでいる』と我々の間では囁かれていました」(前出・週刊誌記者)

 斉藤は昨年8月、写真週刊誌「フライデー」に福岡の美人キャバクラ嬢との不倫が、それから約1カ月後には別の女性との不倫も報じられている。

「1回目については、妻でタレントの瀬戸サオリのフォローとレギュラーを務める『ZIP!』で生謝罪して事なきを得ました。しかし、2度目の時はMCを務めるTBSラジオ『地方創生プログラムONE−J』を降板させられるなど、仕事に影響が出ました」(スポーツ紙記者)

■妻はSNSでなぜか斉藤を擁護

 2度目の不倫後も、斉藤は多数のバラエティ番組に出演。今年5月には劇場版「ウマ娘 プリティーダービー 新時代の扉」の番組MC役で出演。初日舞台では出演した声優を前に「(役を)勝ち取って、声優として活躍したい」と笑顔で話していたが、8月に入って入院するなど体調不良で番組を休んでいた。

「斉藤はもともと、ぜんそく持ちでコロナに2度罹り、後遺症が残っている。彼は役者の仕事もしていて、ストレスが溜まると症状が出ることは間違いありません」と言うのは親しいテレビ関係者。

 しかし、斉藤から2度の裏切りにあった妻の瀬戸は、息子や両親とミュージカル観劇や野球観戦したことなど日常生活についてSNSでアップしているが、斉藤について触れることはなかった。不同意性交容疑で斉藤の書類送検が報じられると、瀬戸は斉藤の行為が一方的なものではなかったと、次のようにコメントしている。

《事実関係としましては、相手の方からも行為がありSNSをフォローしたり連絡先を交換していたことは事実でこちらとしましてはロケバスの中のドライブレコーダー及びカメラの解析を警察の方に求めていました。一方的な行為ではなかったことを伝えている状況でした》

 お笑い関係者は、「斉藤は2度の不倫後、盛んに愛妻家をアピールしていました。斉藤は当初、今回の不同意性交を否定していましたが、妻の瀬戸もそれを信じ込んで、コメントしたのでしょう」と話し、こう続ける。

「2度の不倫でイエローカードが出ていた。斉藤の不祥事を我慢してきた吉本が契約解除したことで、斉藤は事実上、芸能界を追放されたも同然です」

 斉藤は今ごろ、罪の重さ、事態の大きさを実感していることだろう。

(本多圭/芸能ジャーナリスト)

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 ジャンポケ斉藤の不倫はなぜ他の芸人のケースよりも笑えないのか。

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