[10.6 プレミアリーグ第7節 ブライトン 3-2 トッテナム]

 プレミアリーグは6日に第7節を行った。MF三笘薫が所属するブライトンはトッテナムと対戦し、3-2で勝利。フル出場の三笘は2点ビハインドをひっくり返す2得点を演出し、逆転勝利に貢献した。

 前節チェルシーに破れ、ファビアン・ヒュルツェラー新監督体制で公式戦初黒星を喫したブライトン。建て直しを目指して、ホームにトッテナムを迎えた。前半9分にDFアダム・ウェブスターが負傷というアクシデントが起きるなか、23分には失点。ブライトンの守備ラインを抜けたFWブレナン・ジョンソンにシュートを決められ、先制点を奪われた。

 徐々に三笘のスイッチが入る一方、トッテナムに2失点目を食らう。前半23分にMFジェームズ・マディソンのミドルシュートを浴び、0-2と点差を広げられた。ブライトンは三笘の奮闘も1点決めることなく、後半に折り返した。

 後半3分、ブライトンは待望の1点を決める。起点は三笘が作り出した。左サイドから左足でクロスを上げると、相手がクリアミスしたボールをファーサイドのMFヤンクバ・ミンテが左足で仕留めた。

 さらに三笘が同点弾をアシストする。後半13分、PA手前から三笘のラストパスを収めたMFジョルジニオ・ルターが敵陣に入って左足シュート。ゴール右隅に決め切り、2-2と試合を振り出しに戻した。

 そして後半21分、ブライトンが試合をひっくり返す。右サイドのスローインから攻撃に出ると、ルターがPA右の深い位置からスライディングでクロス。ゴール前に詰めたFWダニー・ウェルベックが頭で押し込み、3-2と逆転に成功した。

 前節の初黒星から建て直したブライトンが、価値ある勝ち点3を奪取。三笘は好調を維持したまま、北中米ワールドカップアジア最終予選に臨む日本代表に合流する。