mistressのXから

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ビジュアル系ロックアイドルユニット、mistressの運営が3日までにX(旧ツイッター)を更新。デジタル配信した楽曲のジャケットデザインが別のアーティストのものと酷似していると指摘された件について声明を発表した。

mistressは9月30日に“解散ライブ”を行い、現体制での活動を終了。最後の楽曲「StartingOver」をデジタル配信したが、複数の手が重なり合ったジャケットデザインが、人気ビジュアル系バンド、the GazettE(ガゼット)のイベントフライヤーのものと酷似しているとの指摘が相次いでいた。

運営は「こちらの件で他のアーティスト様のイベントフライヤーに酷似しているとのご指摘を頂いておりますが、こちらの写真はラスト東名阪ツアー初日の大阪会場でメンバーがじゃれあって手を重ねた所の写真です」と説明。「偶然の一致とはいえ、同じような構図となり、不快に思われた方には大変申し訳なく思っております。またラストライブ中の出来事で対応が遅くなりまして申し訳ございません」と謝罪した。

酷似しているとされるthe GazettEのフライヤーは、4月に亡くなったベーシストREITAさんの追悼公演のものだったことから、同バンドのファンからはさまざまな臆測とともに怒りの声が噴出していた。こうした状況を受け、mistress運営は「最後の曲である事が指摘されたり、本日の特典会再開の時間が偶然そのアーティスト様の周年の日だという指摘もあったようで様々な偶然が重なり続け、こちらの全く意図していない拡散がされております。この件に関してはあくまでも偶然の産物という捉え方です」と強調した。

続けて「不快に思われる方は目にする機会の無いようご対応お願い致します。またメンバー個人や関係のないデザイナー様を巻き込んでの誹謗(ひぼう)中傷などはお止めいただくようお願い致します」と呼びかけ、「先方から公式にご指摘があれば改めて告知、対応致しますので、ご理解のほどよろしくお願い致します」と結んだ。