光州にホームで惜敗。鬼木監督は「決めるところで決めないと難しくなる」とコメント。写真:梅月智史(サッカーダイジェスト写真部)

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 最後まで1点が遠かった。

 川崎フロンターレは10月1日、アジア・チャンピオンズリーグエリート・リーグステージの第2節で韓国の光州とホームで対戦した。

 19分にはボックス内でセサル・アイダルが相手を後ろから倒してしまいPKを献上。これをヤシル・アサニに決められて先制を許す。後半には多くのチャンスを作ったが決め切れず、0−1で敗れた。
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 試合後のフラッシュインタビューで、鬼木達監督は「攻撃の部分で、前半はかなりロストが多かった」と振り返り、「前半がかなり反省点が多いかなというところと、やっぱり後半も含めて、決めるところで決めないと、なかなか難しくなる。自分も含めて反省が多いかなと思います」と語る。

 ポゼッションに優れる光州に苦戦した印象だが、「やりづらさというよりも、しっかりとボールを握るチームなので、プレッシャーのところで何度かしっかりと行けているんですけど、そのあとにこぼしてしまうとか、取ったあとにすぐ取られてしまうとか、そっちの攻撃の方がかなり問題だった」と指摘する。

 今後はリーグ戦やルヴァンカップもあり、過密日程となる。指揮官は「総力戦で戦うことと、勝ち切るためには際(きわ)のところ、簡単にああいう失点をしないとか、取れるタイミングでしっかり取らなければいけない。そこは一番、勝負が分かれるところなので、ゴールにしっかりこだわりたい」と表情を引き締めた。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部