2024年9月26日から29日にかけて幕張メッセで開催された「東京ゲームショウ2024」。日本Xrealは、Android 14ベースの“NebulaOS”を搭載し、ARグラス「XREAL Air」シリーズと接続することで空間ディスプレイを実現するスマホ型のコンパニオンデバイス「XREAL Beam Pro」(以下Beam Pro)の5G対応版をブースでお披露目しました。

3DoF表示や3D撮影も可能なコンパニオンデバイス

Beam Proは、6.5インチフルHDのタッチディスプレイ、SoCにオクタコアのSnapdragon Spatial Companion Processor、Bluetooth 5.2の通信機能を搭載し、Google PlayからAndroidアプリをインストールして利用できるスマホ型のデバイス。

空間に画面を固定できる3DoF(Degree of Freedom、自由度)表示やデュアルカメラによる3D動画や写真の撮影機能が利用できるのが大きな特徴で、デュアル3D環境センサーを搭載する「XREAL Air 2 Ultra」に接続することで、ハンドトラッキングによる空間コンピューティング環境が実現します。

8月に発売したWi-Fi版はWi-Fi 6に対応し、6GB RAMと128GBストレージを搭載するモデルと、8GB RAMと256GBストレージを搭載する2モデルをラインアップ。いずれも、microSDカードで1TBまでストレージの拡張に対応します。

SIMカードを差せば5G通信が可能

今回お披露目された5G版は、8GB RAMと256GBストレージの構成で、SIMスロットにSIMを挿入してデータ通信が可能。会場ブースで5Gの通信ができていることを確認できました。

現在予約を受付中で、12月中旬の出荷を予定しています。価格は4万7980円(税込)。

ブースで大画面ゲーム体験

会場ブースではARグラスをPlayStation 5やPC、スマートフォンと接続して、スマホレースゲーム「レーシングマスター」やSteam用のパーティーバトルゲーム「Guru Guru」といったゲームを目の前の大画面でプレイする体験ができました。

ちなみに、ARグラス「XREAL Air」は10月から価格を改定し、4万980円(税込)で購入可能になっています。