森保一監督、ライバル豪州を警戒 10月最終予選前に…指揮官電撃退任「さらに難しい試合になる」
J1町田対札幌を視察
日本代表の森保一監督が9月21日、J1リーグ第31節・FC町田ゼルビア対北海道コンサドーレ札幌を現地視察後、取材に対応した。
10月の北中米ワールドカップ(W杯)アジア最終予選で対戦するオーストラリア代表のグラハム・アーノルド監督の電撃退任を受け、「さらに難しい試合になる」と警戒心を強めた。
日本は9月の最終予選で中国、バーレーンを下し、C組で2連勝スタートを切った。一方で最大のライバルと目されるオーストラリアは初戦でバーレーンに敗れると、続くインドネシアとの第2戦も0-0の引き分けと苦戦。10月にはホームで中国、アウェーで日本との対戦を控えるこのタイミングで、アーノルド監督の電撃退任が決まった。
ライバル国と明暗が分かれるなかで、森保監督は「過去の試合のデータがどれだけ有効になってくるか分からないので、10月はさらに難しい試合になるかなと思います」とコメント。すでに後任候補が複数挙がるなかで、新体制で臨んでくるオーストラリアとの戦いに向け警戒心を露わにした。
一方で「我々は2試合目なので新しい監督になって1試合見て、そこから準備ができるので、最大限その時間を有効活用したいなと思いますし、これまで選んでこられたオーストラリアの選手たちは我々も把握してるところがあるので、個人的なところは どういう選手を新しい監督が使ってきても対処できるようにしていきたいなと思います」と、10月の対戦を見据えた。(FOOTBALL ZONE編集部)