アルバニア初の国際審判員として活躍するルスタ。(C)Getty Images

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 チャンピオンズ・リーグの女性審判員が、「セクシーな審判」と呼ばれることにうんざりしている。イギリスメディア『THE Sun』が報じた。

 ルッキズムに辟易しているのが、アルバニアのトップレフェリーであるエマヌエラ・ルスタだ。同国の男子トップリーグで審判を務める初の女性で、アルバニア人として初の国際審判員でもある。

 ただ、自身の容姿がフォーカスされる風潮に不満を示す。インスタグラム上で性差別的なメッセージを受け取ったため、それを削除することを余儀なくされたルスタは、スペインの『マルカ紙』を通じて「他のことよりも私のプロ意識にもっと注目するべきだわ」とAFPに語ったという。
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「レフェリングは性別の問題ではなく、能力の問題です。良い判定を下すには、ゲームのルールを完璧に知っておくべきで、同時に体力と集中力も必要です」

 先の女子チャンピオンズ・リーグのスポルティング対レアル・マドリーの一戦で、初めてCLの舞台で主審を務めたルスタ。審判員のキャリアを積みながら、中学校の体育教師の仕事を両立させている30歳は、「男子トップカテゴリーの試合で、4人の女性が審判を務める日はそう遠くないことを願っています」と述べた。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部