米ディズニー、チャットツール「スラック」の使用停止へ=報道

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[19日 ロイター] - 米メディア・娯楽大手ウォルト・ディズニーは、ハッキングにより社内で使用しているビジネスチャットツール「スラック」からデータが流出したことを受け、同ツールの使用を停止する計画。メディアニュースレターのステイタスが報じた。

ディズニーのヒュー・ジョンストン最高財務責任者(CFO)は、社内のほとんどの事業が年内に同サービスの利用を停止すると述べた。多くのチームは既に他のツールへの移行を開始しているという。

ディズニーとスラックの親会社セールスフォースはコメントの要請に応じていない。

米紙ウォール・ストリート・ジャーナル(WSJ)が7月に報じたところによると、「ナルバルジ」と名乗るハッカー集団が、ディズニーが使っているスラックからコンピューターのプログラムや未発表プロジェクトの詳細などのデータを入手し、公開したという。ナルバルジは12日付のブログにディズニーのデータを1テラバイト余りも公開したと投稿した。