peco、6歳の息子にryuchellさんの死を伝えた瞬間「死ぬってどういうこと?」の質問に…

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9月19日(木)に放送された『徹子の部屋』に、pecoが登場。昨年亡くなったryuchellさんについて語った。

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シングルマザーとして、現在6歳になる息子を育てているpeco。夫だったryuchellさんが亡くなり1年が経った。

「生活や気持ちは落ち着きましたか?」と黒柳徹子が聞くと、「息子がいてくれるのでいい意味でドタバタとして、知らない間に息子と一緒に前を向いて進んでいます」と明るく答えた。

せっかちなpecoと対照的に、息子はのんびり屋。そんなところは「100% ryuchellから受け継いでくれた」と明かす。さらに、「本当に親バカなんですけど、すっごく優しいところもあって、それも本当にryuchellからもらったなと思っています」と語った。

そのことを強く感じたのは、息子が友だちと車に乗っていたときのこと。

車酔いして吐いてしまった友だちに対し、息子は「もともと車汚いから全然大丈夫」と優しい言葉をかけてあげたという。

「それにすっごく感動した」と語ったpeco。若い頃にryuchellが同じような状況に出くわし、助けた経験を思い出したそう。

「2人で電車に乗っていて、前に立っていたお兄さんが戻しちゃったときに、ryuchellが唯一タオルやハンカチを貸して助けてあげたんです。そのときのryuchellを思い出して、本当にryuchellから素敵なところをもらってくれたんだなと思って嬉しかったです」と感激した。

◆「すごくあたたかい表現で伝えられた」

また、「息子さんはパパの死をどういう風に受け止めている?」と黒柳が聞くと、pecoはある映画の存在が役に立ったと明かした。

息子は死者の世界を描いたディズニー映画『リメンバー・ミー』が好きで、死後の世界についての疑問を何度もpecoに問いかけていたという。息子が「死ぬってどういうこと?」「なんでお空に行ったのに落ちてこないの?」と質問するたびに、pecoはファンタジーに逃げず、「煙になってお空に行くんだよ」などと率直に伝えてきた。

ryuchellのことがあったときに、もちろんすごくすごく悲しい、つらい、寂しいという思いを2人で話したんですけど、『リメンバー・ミー』の映画があったからすごくあたたかい表現で伝えられた部分もあって、息子もすごくまっすぐ受け入れてくれたというか、わかりやすく理解してくれて、本当にその映画があって感謝だった」と語った。

息子は今ではryuchellさんの死を理解しているが、心の中では「いつもそばにいる」と感じているよう。日常生活の中で、「ママ、これ置いたの誰?」という質問に「ママ置いてない」と答えると、「じゃあ“ダダ”だね、置いたの」と話すことがよくあるとのこと。

「本当に常日頃から当たり前のようにユーモアを交えてryuchellの名前を出してくれるので、すっごく私も嬉しいし、ryuchellも一番嬉しいだろうなと」と笑顔を見せた。