友人が運転する車で交通事故! 怪我をするも「まだ病院に行かないでくれ」と2日言い続けた友人。その狙いにドン引き
ピンチのときに本性が出ると言われるように、思いも寄らないタイミングで友人の本性を知り、ドン引きしたことはあるだろうか。千葉県の40代女性は、そんな友人と絶縁したと明かし、事の経緯を振り返った。
女性が福祉関係の資格試験を受けた日、友達が「問題を見たい、採点をしたい」という理由から「迎えに行くよ」と言ってきた。だが会場付近は交通量が多く、車より電車のほうが早く帰れるため、「1分1秒でも早く帰りたい」という女性は友人の申し出を断った。
それなのに会場を出てスマホの電源を入れると、「すぐ近くにいる」とメッセージが入っていたのだ。仕方なく友人の車に乗り込んだ女性は、このあと悲劇に見舞われるとは思いもしなかっただろう……(文:天音琴葉)
「私のことも『加害者』呼ばわりしてきたんです…」
女性を助手席に乗せて走り出した車は車対車の事故に遭った。原因は友人の運転ミスで、相手より友人の過失割合が多かった。
「事故処理などをし、自宅に着いたのは20時。本来なら17時には帰宅できていたのに」
と不満を漏らした女性。資格試験後で一刻も早く帰りたかったというだけに、文句を言いたくなるのも無理もない。「そして本当に絶縁した理由はここから」と前置きし、話を続けた。
助手席に座っていた女性は事故で打撲してしまったのだ。「目に見えるものとして足に内出血がすぐに現れました」とは痛々しい。しかし夜だったため「病院は明日行こう」と朝になるのを待った。すると早朝に友人から電話がかかってきたという。
友人は保険会社の担当者が電話に出ないという理由から、「まだ病院に行かないでくれ」と言い、その翌日にも同じ話を繰り返したそう。言うまでもなく、交通事故に遭ったら自覚症状がなくても早く病院へ行ったほうがいい。しかも女性は足を打撲していたわけだから、翌朝には受診したかっただろう。
3日目になり、しびれを切らした女性は自身の加入している保険会社に相談すると、「すぐに受診したほうが良い」と言われたという。当然の判断だろう。その後、女性が友人に話を詳しく聞いたところ、衝撃の事実が明らかになった。
「よくよく話を聞くと友人は自分の保険階級や保険料などがあがるかもしれないことを懸念して、私に通院をさせたくなかった様子」
驚くことに、受診を遅らせてきた友人は、しまいには受診させないよう目論んでいたというのだ。魂胆を知った女性は怒りで体が震えたことだろう。このほかにも友人を許せなかったことがあるようだ。
「私のことも『加害者』呼ばわりしてきたんです。一瞬、頭の中が真っ暗になり、私は『被害者』ということを伝えましたが、謝罪も一切なく……」
と打ち明けた女性の様子から、相当なショックを受けたことがうかがえる。確かに、助手席に同乗している人は、左方や後方の安全確認をするのが望ましい。しかしだからと言って、事故を起こした張本人から「加害者」とは言われたくなかっただろう。これが絶縁の決め手となったようだ。
「その後、何もなかったかのように電話がかかってきたり、ランチに行こう、家に遊びに来てのメッセージが頻繁にあるので全てブロックしました」
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