【ミシュラン1つ星料理人直伝】いや、ピーマンじゃないんかーい!!まさかの「オクラの肉詰め」作ってみた!

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「肉詰め」の枕詞は、ピーマンがテッパンですが、関西テレビ『よ~いドン!』で紹介していたのは「オクラの肉詰め」。12年連続でミシュラン1つ星を獲得している、日本料理店「彩葉(いろは)」の嘉本正敏さんが教えてくれた革新的なレシピです。オクラに縦に切り込みを入れて肉ダネを詰め、フライパンでこんがり焼いた後、餡を絡めるという一品。とろりとした餡を絡めるところがオ・シャ・レ~。よし、作ってみよ。

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関西テレビ『よーいドン!』で紹介していたオクラレシピ♪

本日は、関西テレビ『よーいドン!』の「プロにお願い!ちゃちゃっとワンプレート」のコーナーで紹介していた、「オクラの肉詰め」に挑戦。この料理を教えてくれたのは、12年連続でミシュラン一つ星を獲得している、大阪・北新地にある日本料理店「彩葉」の店主、嘉本正敏さんです。和食のプロ直伝のオクラ料理、不器用なわたしにも出来るかしら?

さっそく作ってみましょう。

ピーマンじゃなくて!?「オクラの肉詰め」を作ってみた!

材料と作り方はこちら。



【材料】4人分
オクラ…8本
青じそ…2~3枚
塩(オクラの板ずり用)…適量
小麦粉…適量
片栗粉…適量
サラダ油…適量

◆肉ダネ
豚ひき肉…150g
玉ねぎ…25g
長ねぎ…20g
片栗粉…大さじ1
鶏がらスープの素(顆粒)…1.5g
しょうが(チューブ)…少々
塩…少々

◆餡
水…150ml
鶏がらスープの素(顆粒)…4g
片栗粉…7g

今回は分量を半分にして作ります。

【作り方】

1. オクラのヘタを切り落としてガクを取り、塩を振って板ずりし、軽く水洗いします。

板ずりして産毛を処理することで、オクラの発色がよくなるそうです。

2. オクラに縦に切り込みを入れます。

切り込みを深く入れすぎ、かろうじて真ん中部分がつながっているという状態に(苦笑)。



でも、ある程度深く入れないと、肉ダネを詰めるスペースを確保出来ないし…。大きめサイズのオクラを使うと、やりやすいかも。

3. ボウルに豚ひき肉を入れ、塩を加えて粘りが出るまで混ぜ合わせます。

4. 3に鶏がらスープの素、しょうが、すりおろした玉ねぎ、みじん切りにした長ねぎを加えて混ぜます。



さらに、片栗粉を加えて混ぜたら、肉ダネの出来上がり。



5. オクラを開き、小麦粉を振ります。小麦粉が肉ダネとオクラをくっつける“のり”の働きをしてくれるとのこと。



肉ダネをオクラに詰めます。

今回使ったオクラが小さかったのか、肉ダネがけっこう余ったので、急遽、オクラを3本追加することに。追加した3本のオクラも、先ほどと同じ下処理をしました。



6. 肉の表面に片栗粉をつけます。片栗粉によって、餡が絡みやすくなるそうです。



7. 餡の準備。器に水、鶏がらスープの素、片栗粉を入れ、混ぜます。



8. フライパンにサラダ油を引き、肉を下にして置きます。火加減は言っていなかったので、中火にしました。



焼き色がついたら裏返し、 オクラ側もしっかり焼きます。

今回は、トータルで4分ほど焼きました。



9. フライパンの余分な油をキッチンペーパーで拭き取り、7の餡を入れます。火加減は弱めの中火にしました。





10. 餡にとろみがついたら刻んだ青じそを加え、お皿に盛り付けたら出来上がり。



調理時間は12分。オクラが細長いので、ピーマンに比べて肉ダネが多少詰めづらかったです。けれど、それ以外は特に難しい工程はありませんでした。

餡を入れてから煮込みすぎたのか、オクラがぐにょっとしているけど…まぁOK。ちなみに、今回は餡を入れてから3~4分煮込みました。



オクラをクタクタにしないためには、フライパンの中でオクラの肉詰めに餡を絡めようとせず、餡にとろみがついたら火を止め、盛り付けるときに、オクラの肉詰めに餡をかけるのがいいかなと思います。だって、今回フライパンの中で絡めようとしたら、2つほど肉ダネがオクラから剥がれたし…(苦笑)。

では、いただきます!



あら、おいしい。オクラはやわらかくて、噛むとちょっとネバッとします。オクラならではの食感♪

鶏がらスープの素を使った、餡の塩味もちょうどいい。ピーマンの肉詰めより上品な味わいです。そして、餡に入れた青じその風味が爽やかさを演出してくれて◎。



サイズ感もちょうどよくて食べやすい。ふっくらしてやわらかな肉ダネとオクラの適度にネバッとした食感、そして、とろっとした餡のコンビネーションが絶妙です。

オクラの肉詰めもアリ!です。
   
『よーいドン!』で紹介していたプロ直伝の「オクラの肉詰め」は、ピーマンの肉詰めとはまた違った、上品な味わいでした。オクラが旬の時期に、作ってみてはいかがでしょう。