(写真:アフロ)

写真拡大

小泉純一郎元首相(82)が自身の次男である進次郎元環境大臣(43)について放った“一言”が、ネットで話題となっている。

12日に告示され、27日に開票される自民党総裁選に出馬している進次郎元大臣。出馬を表明する際に開いた6日の会見では、「総裁になったらできるだけ早期に衆議院を解散する」とコメント。憲法改正をめぐっては国民投票を実施するほか、「選択的夫婦別姓」を認める法案を国会に提出する、「ライドシェア」の全面解禁などの方針を示していた。

ところが父である小泉元首相は、息子が総裁になることに消極的であるようだ。話題になっているのは、日本テレビが告示日である9月12日に小泉元首相を取材した際の様子。日本テレビの記者が「昨日、“進次郎さんが電話に出てくれない”とおっしゃっていましたが、今日告示日を迎えましたが、その後、何かご連絡などありましたでしょうか」と尋ねたところ小泉元首相は「いやいや、話してないよ」とコメント。

さらに記者が、進次郎元大臣が「総理になれば、できるだけ早く解散したい」と話していることについて言及すると、小泉元首相は「そんなこと言ってるの?知らないね」と発言。そこで記者が「どう思われますか?」と尋ねたところ、小泉元首相はこう漏らした。

「今、総理にならないほうがいいのにね」

この一言を残すと、小泉元首相はその場を去っていった。

この動画は、YouTubeチャンネル「日テレNEWS」にアップされたほかネットでも拡散。閣僚経験が環境大臣のみであるため、他の分野での経験不足が指摘されることもある進次郎元大臣。XやYouTubeのコメント欄には、率直な苦言に驚く声が相次いだ。

《『総理にならない方がいいのにね』って、本音だな、これ。》
《「総理にならない方がいいのにね」というのは息子に能力や器が無いことを知っていての純粋な親心なのかもな》
《この混乱の時代に進次郎じゃ総理大臣は無理だと父親が見抜いているのか》
《はじめて小泉純一郎の意見に同意します》

また、《これはの息子の能力を見て「あいつは総理の器じゃない」と言ってるわけじゃなくて「『今』総理にならないほうがいいのにね」、つまり「今の時期に総理になるのは損」(やるなら別に良い時期がある)と言ってるだけ》《今って言ってるからなにかしら時期が悪いんだろう》《総選挙のためだけの短命総理として息子が使い捨てされるのを分かってるんだろうね》と、今回の出馬の”タイミング”について言及しているものではないかとの指摘も上がっていた。

本人は、父の一言をどのように解釈するだろうか?