北海道の渡り鳥の楽園「天売島」をツーリング! 世界最大の営巣地での野鳥観察と、どこまでも続く絶景を堪能する
今回紹介したいのは、ニコニコ動画に投稿された『渡り鳥の楽園、天売島ツーリング【シンプル車載動画投稿祭】』というやぎぷーさんの動画です。
投稿者メッセージ(動画説明文より)
どうもおひさしぶりです。やぎぷーです。シンプル車載動画投稿祭2024開催との事で、1年以上ぶりに投稿するので実質初投稿です。 今回はGWに北海道の天売島に行ったときのことを動画にしています。天売島は渡り鳥のオアシスとも呼ばれており、数多くの渡り鳥が観察できるのですが、中でも有名なウトウとケイマフリを取り上げています。3分ではなかなか語りきれなくて結構詰め込んだ感じになってしまいましたが、天売島の魅力は伝わるはず…!
絶景と野鳥を求めて、北海道の天売島(てうりとう)へやってきた投稿者のやぎぷーさん。
天売島は北海道の日本海側に浮かぶ島で、渡り鳥が多くやってくることで有名な場所だそうです。港から出てすぐの街のメインストリートを走ってみたところ、食事処と商店が一軒ずつありました。
島唯一の街を抜けると、ウミネコの繁殖地です。
あまりの数に、「すごい」「鳥まみれ」などのコメントが寄せられます。
年々街の方まで繫殖地が広がっていき問題になっているのだとか。ウミネコは必死で生きているだけですし、難しい問題です。
ウミネコエリアを通り抜けると、急坂をどんどん登っていくやぎぷーさん。この島は南から西側にかけて山になっていて、断崖絶壁が続いているとのこと。その地形を鳥たちが好み営巣しているそうです。
バイクを走らせてたどり着いたのは赤岩展望台。ここは世界最大の「ウトウ」という海鳥の繫殖地だとか。
視界が開けていて周りに木が無いこと、そして一帯に広がるオオイタドリという植物がウトウ営巣の需要ポイントだそう。地面に空いている穴は全てウトウの巣になります。
とても静かですが、訪れたのは抱卵期のため巣の中にウトウがいるそうです。推定40万ペアだとか。
ウトウは潜水が得意で、魚を獲るのが上手な鳥です。しかし飛行、特に着陸が下手で、オオイタドリにぶつかってクッションにして着陸するとのこと。そのため木の無い開けた場所、かつオオイタドリの群生地に営巣しているのですね。
そして飛行の下手なウトウは、天敵のウミネコにエサを奪われないよう夜目を生かして夕暮れ時に一斉に帰巣する作戦をとっているそうです。
夜のシーンです。ウトウが帰って来ました。時期的に数は多くなかったのですが、ピーク時にはこれが大群になるのだとか。近くで観察するのは着陸してから巣穴に入るまでが勝負です。また、ウトウの帰巣はガイドツアーに参加して観察するルールになっているとのこと。
白くて長いヒゲのような部分と、くちばし根元の角のような突起がウトウの特徴です。しっかり観察することができました。
朝に同じ赤岩展望台に来ればケイマフリを観察できます。アイヌ語で「ケマフレ=赤い足」を意味する海鳥で、黒に赤い足が映えて可愛いですね。
小型ボートのツアーでは間近に見ることができます。
赤岩展望台を過ぎると絶景ロードが続いていました。「求めていた景色、ここにあり!」とやぎぷーさん。絶景と野鳥を堪能して帰ります。
視聴者のコメント
・うぽつ!ありがとう
・いいとこいってんなー
・良い感じの道だな
・多い多い
・あらかわいい
・北海道の野鳥はやはり本州とは別物
・脚かわいすぎ