ソフトバンクは9月12日、「SoftBank Air」向けのルーター新製品として、5G/Wi-Fi 7対応の「Airターミナル6」を11月下旬に発売すると発表した。

Airターミナル6

「SoftBank Air」は、自宅にホームルーターを設置し、そこからソフトバンクのモバイルネットワークに接続することで、家庭内のパソコン/タブレット/ゲーム機などをWi-Fi経由でインターネットに接続できるようにするサービス。

今回発売となる「Airターミナル6」は、その宅内に設置するホームルーターの最新モデルで、モバイルネットワークとの接続においては下り最大2.7Gbpsの5G通信に対応。自宅内のWi-Fi通信においてはWi-Fi 7に対応する。Wi-Fi 7はIEEE802.11be Extremely High Throughputとも呼ばれる最新規格で、iPhone 16シリーズやGoogle Pixel 9シリーズなどが対応している。Wi-Fi 7対応のホームルーターの取り扱いは国内キャリアとしては初となる。

搭載するチップセットはMediaTek製で、複数の周波数帯の電波を同時に利用するマルチリンクオペレーション(MLO)により、通信の安定性を向上させている。バンドステアリング機能により、ひとつのSSIDを設定すると、適した周波数帯の電波に自動で接続できる。メッシュWi-Fiの親機としても利用可能。

「Airターミナル6」の価格は71,280円。48回の分割払いとする場合の支払額は月額1,485円×48回。ただし同ルーターを購入して「SoftBank Air」に新規加入すると、ルーター代金相当額の月月割と、月額基本料金を最大48カ月目まで418円値引きする「Airターミナル6 デビュー割」が適用され、月額基本料金を含む支払額は以下のようになる。

「Airターミナル6 デビュー割」の適用条件は、「SoftBank Air」への申し込みと同時に「Airターミナル6」を購入してキャンペーンに申し込むことのほか、申し込み日から90日以内に「SoftBank Air」の課金を開始すること、申し込み時点で他に「SoftBank 光」「SoftBank Air」の契約がなく、過去3カ月以内に解約もしていないこと、課金開始月の末日までに「SoftBank Air」を利用し、所定の支払い方法が登録されていることとなる。

また、9月13日から「Airターミナル6」発売前日までの間に「Airターミナル5」を購入して「Airターミナル6」への機種変更を行った利用者に対しては、「Airターミナル6 機種変更サポート」を提供する。

「Airターミナル6 機種変更サポート」が適用されると、「Airターミナル5」の月月割(月額1,980円)の残り期間、同額を機種変更後の月額基本料金から割り引きされるので、「Airターミナル5」の残債を実質的に支払ことなく「Airターミナル6」を利用できる。

「Airターミナル6 機種変更サポート」の適用条件は、「SoftBank Air」を新規に申し込む場合とすでに「SoftBank Air」を利用している場合によって異なる。

新規申し込みの場合は、「SoftBank Air」への申し込みと同時に「Airターミナル5」を購入してキャンペーンに申し込むことのほか、申し込み日から90日以内に「SoftBank Air」の課金を開始し、「Airターミナル6」への機種変更が完了していること、申し込み時点で他に「SoftBank 光」「SoftBank Air」の契約がなく、過去3カ月以内に解約もしていないこと、課金開始月の末日までに「SoftBank Air」を利用し、所定の支払い方法が登録されていることが条件。

すでに「SoftBank Air」を利用している場合の条件は、「Airターミナル5」を購入するのと同時にキャンペーンに申し込むこと、申し込み日から90日以内に「Airターミナル5」への機種変更が完了していること、1月31日までの権利行使期間中に「Airターミナル6」を購入して「Airターミナル5」からの機種変更の申し込みを行い、90日以内に機種変更が完了していることとなる。