搬入停止の行政指導が解除された広島県三原市の本郷産廃処分場について、広島県が住民説明会を開きました。

県は住民ら約30人が参加した説明会で、「鉛」が基準値を超過した原因について、井戸水由来とみられることが複数の専門家の意見や検証してわかったことを説明しました。

非公開で行われた意見交換で、住民は自然由来であれば分析方法が足りてないのではないかと指摘したり、撮影した映像から展開検査に不備があるとして県の立ち入りを求めたりしたということです。

広島県産業廃棄部対策課 波谷一宏課長「初めての映像を見させてもらったので業者指導の参考にしたい」

産廃問題を考える会 三島弘敬共同代表「問題点を指摘して今の被害・公害を食い止める。それしかやりようが残念ながらない」

住民らは県にあらためて質問状を提出し、回答にあわせ2回目の説明会の開催を求めています。