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『ロード・オブ・ザ・リング』シリーズの新作映画『ロード・オブ・ザ・リング:ザ・ハント・フォー・ゴラム(原題)』の製作が発表され、オリジナル3部作に出演したキャストのカムバックが期待されている。そんななか、レゴラス役で大ブレイクしたオーランド・ブルームが復帰に意欲を見せている。

『ザ・ハント・フォー・ゴラム』は、本家シリーズ3部作と『ホビット 思いがけない冒険』(2012)に登場したゴラムを主人公に描くもの。アンディ・サーキスが復帰して監督も兼任し、本家&『ホビット』3部作で監督を務めたピーター・ジャクソンが製作を務める。現時点で新作映画のプロットは不明だが、これまでに語られてこなかった物語が掘り下げられるという。

米のインタビューで、『ロード・オブ・ザ・リング』シリーズへの復帰に興味があるかどうか質問されたブルームは、「どうやってやるんでしょうね。最近はAI(人工知能)があれば何でもできるんだろうけど、ピート(ピーター・ジャクソン)が“ジャンプしろ”とおっしゃったら、僕は“どれぐらい高く?”と答えるでしょうね。だって、彼が僕の全キャリアを始めてくださったのですから」と前向きに返答。

『ロード・オブ・ザ・リング』(2001)で大役に抜擢される前、ブルームの映画出演作は『オスカー・ワイルド』(1997)のみで、まさにレゴラス役はブルームのキャリアにおいて大きな転機となったキャラクター。自身を成功へ導いてくれたジャクソンに出演を依頼されたら、ブルームは一つ返事で快諾する心づもりのようだ。

さらにブルームは、すでに主演・監督のサーキスと新作映画について話をしたと明かしている。

「彼らが何を計画しているのか、まったく分かりません。アンディ(・サーキス)と話して、彼はどうやってやるかを考えていると言っていました。“そんなことが出来るの?”と訊いたら、彼は“AIだよ!”と答えて、僕は“そうか!”と納得しました。それ(『ロード・オブ・ザ・リング』)は僕の人生において魔法のような時間だったし、欠点のない作品の一つです」。

どのような状況でブルームとサーキスが『ザ・ハント・フォー・ゴラム』について話をしたのか定かではないが、ブルームのカムバックを望むファンにとっては、決して悪い兆候ではないだろう。

なお、『ロード・オブ・ザ・リング』『ホビット』3部作でガンダルフ役を演じたイアン・マッケランも同役を再演する可能性をし、アラゴルン役のヴィゴ・モーテンセンも復帰に前向きなを見せていた。出演キャストなども含め、『ロード・オブ・ザ・リング:ザ・ハント・フォー・ゴラム(原題)』の新情報を待ちたい。

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