中秋節連休には短距離旅行が人気、高速鉄道や航空機利用はすでに大緊迫―中国

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中国では9月15日から17日までの中秋節連休が近づいたことで、連休中の鉄道乗車券などの購入が可能になりました。そして、鉄道の一部人気路線については、多くの列車の切符がすでに完売状態で、航空券の残数も非常に緊迫した状態です。

河北省で旅行会社の販売責任者を務める張博さんは、「現在の状況から見て、鄭州、太原、秦皇島などの人気の行き先に向かう列車の切符はすでに売り切れています。航空券も、例えば石家荘から大連、桂林、上海に飛ぶ便では、残数が非常に緊迫しています」と説明しました。

2024年の中秋節連休中の旅行市場は中短距離の移動が中心で、移動の高頻度化や需要の多様化といった特徴が見られます。長江デルタ、珠江デルタ、北京・天津・河北、成渝(成都・重慶)都市群、中原都市群などでは中短距離の旅行の需要が旺盛で、高速鉄道を利用した3時間以内の移動の人気が特に高い状態です。(提供/CRI)