2024年9月5日、米ロサンゼルスの連邦地裁を後にするハンター・バイデン氏=AP

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 バイデン米大統領の次男ハンター・バイデン氏(54)が5日、ロサンゼルスの連邦地裁に出廷し、起訴されていた脱税などの罪をすべて認める答弁をした。

 薬物依存を隠して銃を購入した事件に続き、2度目の有罪となる。

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 ハンター氏は2016〜19年に計140万ドル(約2億円)を脱税したとして9件の罪で起訴されていた。罪状認否では無罪を主張していたが、陪審員を選んで公判が始まる予定だったこの日、急きょ有罪を認める姿勢に転じた。米メディアは「驚きの展開」(CNN)と報じた。

 量刑は12月16日に言い渡される。法定刑は最大で禁錮17年で、高額な罰金刑が科される可能性もある。