10月スタート・菜々緒主演『無能の鷹』、安藤玉恵ら追加キャスト発表!<共演者解禁第2弾>
女性コミック誌「Kiss」(講談社)で現在連載中のはんざき朝未による大人気コミックスが、テレビ朝日の連続ドラマ初主演となる菜々緒を主演に迎えて実写ドラマ化。それが、2024年10月スタートの金曜ナイトドラマ『無能の鷹』。
菜々緒演じる主人公の鷹野ツメ子(たかの・つめこ)は、スマートな身のこなしに落ち着いた声。自信に満ちあふれているのに謙虚な立ち振る舞い。どこからどう見ても中堅エース級の風格を備えていて、超有能そうな見た目なのに、実は衝撃的に無能で…!
「無能ですが、何か?」と潔く生きるヒロインの姿を描く、従来のお仕事ドラマとは一線を画す新時代のお仕事ドラマだ。
先日解禁された共演者には、鷹野と同期のひよわすぎる新入社員・鶸田道人(ひわだ・みちと)を演じる塩野瑛久、優しいばかりに常に損をして鷹野の指導係まで押し付けられた会社の歯車代表・鳩山樹(はとやま・いつき)を演じる井浦新、要領がよく根回しの鬼として名高い“憑依型サラリーマン”雉谷耕太(きじたに・こうた)役・工藤阿須加。
さらに、野望と愛欲にまみれた“会社員ver黒革の手帖”を操る社内CIA・鵜飼朱音(うかい・あかね)役のさとうほなみ、ありがとうとごめんねが言えない老害部長・朱雀又一郎(すざく・またいちろう)に扮する高橋克実と、注目の新鋭からベテランまで演技巧者が勢揃い。
SNS上は「おおおお!演技派揃いだわ」「役名が…全部と、と、と、とり…鳥!もう、ギャグだぁ〜www」「それぞれのキャッチコピーがおもろすぎて草」と期待の声であふれ、さっそく大きな話題となっている。
そんな同作で、物語を彩り、圧倒的無能なヒロイン・鷹野の成長”しない”姿を見守るさらなる豪華追加キャストが発表された。
クセ者揃いの開発部の部長として、部下たちを疲弊しながらドライにまとめる人徳者・鴫石郁(しぎいし・いく)に扮するのは安藤玉恵。
ドラマ『阿佐ヶ谷姉妹ののほほんふたり暮らし』(2021年/NHK)の阿佐ヶ谷姉妹・木村美穂役や東京ガスのCM『母の推し活』篇(2023年)ほか、この夏公開の映画『ラストマイル』(2024年)でもキーパーソンを演じ、数多くの作品で物語をピリッと引き締める名優として知られている。
同期の鳩山は良き相談相手、朱雀は元上司という間柄である鴫石を「初の女性部長という肩書きなので、幾重にも重なる思いがありそうだと思っています」と分析。
それを踏まえ「キャラクターがはっきりしているので、いろいろと遊べそうだなあなんて思っています」と、ポジティブマインドで鴫石にアプローチ。
「鷹野という人物との出会いは、私もそうだったように、視聴者の皆さんにとっても最高なものになるはずです」と、『無能の鷹』への期待がさらに高まるメッセージも寄せてくれた。
そして、「ダル…」が口癖の自由人、鵜飼と同期の開発部エンジニア・鵙尾弓(もずお・ゆみ)を演じるのは土居志央梨。
映画『リバーズ・エッジ』(2018年)や、連続テレビ小説『虎に翼』(2024年/NHK)で男装の女性弁護士・山田よねを演じてブレイク中の彼女が、『無能の鷹』にも参戦。大胆イメチェンし、オレンジヘアのだるだるエンジニアに。
土居は今回、『無能の鷹』へのオファーがあった際の心境を「キャストの皆様が素敵な方ばかりで、その一員として作品に参加出来るのがとても嬉しかったです」「ここ一年ずっと黒髪ショートだったので、ウィッグ姿の自分を見るたびにまだ若干『誰…?』となりますが(笑)。ヘンテコ可愛い衣裳も気に入ってます」とコメント。
「金曜日の夜、少しだけ肩の力が抜けるような、人生ってなんだかんだ面白いかもと思えるような、そんな時間をお届けできれば」と意気込む。
さらに、開発部に所属する金髪×長髪×ちょびひげの変人エンジニアで、口癖は「人生はロックだよ」。いつもギターを弾いたりヨガをしており、芸能人の友達が多いと自称。“あれおれ男”であり、SNSの投稿が絶妙にイタい鵤流星(いかるが・りゅうせい)を宮尾俊太郎が演じる。
世界的なバレエダンサーでありながら、『アンチヒーロー』(2024年/TBS系)、舞台『未来少年コナン』(2024年)などでシリアスからコメディまでを演じ分ける俳優として実力を披露。2025年に放送予定の大河ドラマ『べらぼう〜蔦重栄華乃夢噺〜』(2025年/NHK)への出演も決定している俊英だ。
宮尾は原作・台本を読んで、「頑張りすぎていたり、自分で気が付かないけど、心が限界を迎えていたり、そんな、なにか窮屈な思いをしてる方々が、思いっきり力が抜けてしまうような作品」と好感触の様子。
「皆様とありそうでない、なさそうである世界観を作って行きたい」とコメントしており、どのように我が道を行く鵤を魅力的に演じてくれるのか期待が高まる。
また、鷹野と鶸田の同期で、“あざとすぎる”人事部・烏森皇子(からすもり・おうじ)役には永田崇人。
東京ワンピースタワー内で行われていた『ONE PIECE LIVE ATTRACTION』で初代モンキー・D・ルフィ役を務め俳優デビュー。『君とゆきて咲く〜新選組青春録〜』(2024年/テレビ朝日系)では山南敬助役で切腹シーンを熱演し話題に。その他、『カラフラブル〜ジェンダーレス男子に愛されています。〜』(2021年/日本テレビ系)や、ドラマ『ガン二バル』など舞台・映像・音楽と幅広く活躍する大注目の若き偉才だ。
空気を読み、人に愛される立ち位置を確保することに長けている“あざとすぎる”人事部社員であり、入社早々会社のキーパーソンを抑えるために社内人物相関図を足しげく作成するなど、新入社員にして激しい計算にまみれた末恐ろしい男・烏森。
永田は原作、台本を読んだ際の感想を聞かれると「とにかく、声を出して何度も笑い転げました。嘘じゃないです!」とハツラツと答え「日々、目一杯生きている同志の皆様! 一旦ストーップ! 毎週1時間だけでもいいので、この作品を観て、肩の力を抜きましょう!題して《無能の鷹活動》略して、《鷹活》しましょう」と大いにアピールしている。
さらに、営業部所属で、圧倒的社畜であり忖度の神として営業部に君臨する梟井重蔵(ふくろい・じゅうぞう)役を『おっさんずラブ』シリーズ(テレビ朝日系)や『unknown』(2023年/テレビ朝日系)にも出演した鈴木理学。
同じく営業部所属で、いつもポジティブすぎて逆にピュアハラスメント体質・白鳥京香(しらとり・きょうか)役を『アンメット ある脳外科医の日記』(2024年/フジテレビ系)での号泣熱演が記憶に新しい相馬有紀実が演じる。