ジュリアン・ムーアとティルダ・スウィントン、手をつないでベネチアのレットカーペットに降臨

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 ジュリアン・ムーアとティルダ・スウィントン、共にオスカー女優で、レッドカーペット・ファッションに定評のある2人が、ベネチア国際映画祭のレッドカーペットに手をつないで姿を現した。

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 JustJaredによると、現地時間9月2日に2人が共演するペドロ・アルモドバル監督作『The Room Next Door(原題)』のプレミアが開催され、ジュリアンとティルダが揃って登場した。

 この日ティルダは、シャネルのオートクチュールコレクションから、袖口と裾にチュール素材のフリルのついた淡いグレーのジャケットとパンツをチョイス。足元にも同色のパンプスを合わせ、色味を抑えたメイクを施し、全身ニュートラルカラーのワントーンコーデを実現した。

 一方のジュリアンは、ボッテガ・ヴェネタによる、黄金に輝かんばかりのスパンコールドレスで、対照的なコーデを披露。長そでで細身のラインながら、胸元は大胆にV字にカットされ、ジュリアンのエレガントさを強調。ジンジャーヘアに合わせ、ゴールド地に琥珀色の石をあしらったイヤリングをプラスした。

 Varietyによると、スペイン出身のアルモドバル監督が初めて英語で手掛ける『The Room Next Door』で、ティルダとジュリアンは、若いころ同じ雑誌で働き仲良くしていた友人同士イングリッド(ジュリアン)とマーサ(ティルダ)を演じる。イングリッドが久しぶりに再会した時、マーサは病気で死の淵にいるそうだ。同作は上演後に、17分間にも及ぶスタンディングオベーションで迎えられたという。