最終予選での活躍が期待される守田。写真:金子拓弥(サッカーダイジェスト写真部)

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 北中米ワールドカップ・アジア最終予選は、守田英正曰く「2次予選とは全く違う戦いになる」。過去2大会の同予選のように初戦で躓くと次の試合が苦しくなるので、「まずは初戦でしっかり勝つことがチームの勢いに繋がる」と、守田はそう言った。

 森保ジャパンは今回の連戦、9月5日に中国と、同11日=日本時間にバーレーン戦)と戦う。怪我や移動、パフォーマンスの低下など、色んなアクシデントが考える最終予選で問われるのは「総合力」(守田)だ。

 ただ、ポルトガルのスポルティングに在籍する守田自身は「プレシーズンから調子が良くて、チームもここまで好調なので、良い方向に傾いているのかな」という感触があるなかで、個にもこだわっている。
 
「大事なのは個というか、自分ひとりでどれだけ相手を剥がせるかとか、どれだけボールを前進させられるかとか、そうした部分を改めてこだわっていますし、選手として成長するためにそこに目を向けてやっています。そこも意識して、最終予選を戦う日本代表に貢献したいです」

 自分がチームを勝たせる存在にならないといけない、守田は今、そんな決意の下でプレーしている。ベスト8で敗れたアジアカップではそれができなかったからこそ、今回の最終予選にかける想いは強い。

構成●サッカーダイジェストTV編集部

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