【山口天気 夕刊9/2】9月に入ったが猛暑の夏の延長戦…引き続き熱中症対策は万全に 台風11号は県内に寄り付かず
●フィリピン付近で台風11号発生も 県内には寄り付かず大陸方面へ進む見込み
●山口県はしばらく晴れたり曇ったり 雨はあっても局地的なにわか雨程度
●日ざしが届くほど まだ厳しい暑さ続く 今週後半は猛暑日の日も 夜の寝苦しさも再びアップへ
==========
カレンダーが8月から9月に切り替わった週末は、山口県の天気は回復しましたが、近畿から東のエリアでは動きの遅い台風10号の影響で、所々極端な大雨に見舞われた所がありました。台風10号は、きのう1日(日)正午に熱帯低気圧に変わったものの、きょう2日(月)も台風の残骸の雨雲が東日本や北日本の所々に残っています。
一方、フィリピン付近で新たに台風11号が発生しました。ただ、この台風は今後、台湾の南から大陸方面に、西へ西へ進む予想で、南西諸島では高波の影響が多少あるかもしれませんが、県内の天気には大きな影響はなさそうです。
今度の台風が近づいてこないのは、日本付近で台風10号がいなくなった後、低くなった気圧を補うように高気圧のパワーが強まってくるからで、今週の県内は局地的なにわか雨は少しあるかもしれませんが、しばらく晴れたり曇ったりの日々となりそうです。
ただし晴れて日ざしがしっかり降り注ぐほど、まだ厳しい暑さも続き、山口市内では最高気温35度に届く猛暑日となる日も見込んでいます。
まだ猛暑の夏の延長戦が続く、というところも踏まえて、引き続き暑さ対策、熱中症対策を入念に行っていきましょう。
あす3日(火)の県内は、引き続き晴れたり曇ったりの空模様ですが、気圧の谷や湿った空気の影響で、午後は内陸、山間部中心に局地的に雨雲が湧きあがる可能性もあります。洗濯物の外干しなど、雲行きの変化に、ご注意下さい。
朝はしのぎやすい気温ですが、日中の気温は各地で30度以上、山口や広瀬は34度まで上がるなど、まだまだ身体に堪える暑さは続きます。
昼間は熱中症のリスクが高まる暑さにもなりますので、運動会の練習など、しっかり水分補給や休憩も心がけて行いましょう。
今週しばらくは晴れたり曇ったり…太陽が主役の日々が続き、雨は降っても局地的な夕立程度にとどまる、と見込んでいます。日中の気温は山口市内で35度に届く猛暑日もあるなど、まだまだ真夏さながらの厳しい暑さとなる日があり、さらに夜も再び気温が下がりにくくなって、寝苦しさが増していきそうです。
引き続き体調管理など、十分気を付けていきましょう。
(KRY山口放送 気象予報士 山本昇治)