高橋文哉、花束を手に大粒の涙!『伝説の頭 翔』クランクアップで漢泣き

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高橋文哉がハイカロリーな一人二役に挑んだドラマ『伝説の頭(ヘッド) 翔』。

このたび、高橋をはじめ全キャストが無事にクランクアップを迎えた。

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夜の埠頭で、改造バイクの横にたたずむ高橋。カットがかかると、スタッフから「高橋文哉さん、オールアップです!」との声とともに、大きな花束が手渡された。

さらには、台本の前つけ(表紙と本文の間に入るスタッフ表や人物表などの部分)にある「山田達人/伊集院翔 高橋文哉」が大きくプリントされた一人二役Tシャツも授与。割れんばかりの拍手のなか、高橋は「皆様お疲れさまでした」と笑顔で語り出す。

「オタクとヤンキーを演じ分けるということで、ワクワクしました。しかし、やればやるほど、『あ、まずいぞ、これ無茶苦茶大変だ!』と(笑)。序盤から、自分との戦いになっていました」と苦労を明かす。

「スタッフの皆さんの前では、なるべく疲れた顔は出さないようにと心がけていましたが、間違いなく漏れていたはず」と苦笑いするが、今作に挑むにあたって、事前に「成し遂げないといけないこと」を2つ課していたという。

それが“役者として成長できる作品にすること”と“この作品に関わったすべての人が、胸を張って「『伝説の頭 翔』に携わっていたんだ」と言える作品にしたい”ということ。

この2つに関して「この作品に費やした一分一秒に、一切の妥協も後悔もないと思っています」と、やり切った充実の表情で語る高橋の瞳から大粒の涙が…。高橋の熱き“漢(おとこ)泣き”に、現場は暖かな感動に包まれた。

「迷惑をかけながらも自分の中で一番いい形でクランクアップを迎えられた」と、周囲との協力のもと、作品の頭(ヘッド)として120%の力を出し切れたことを誇らしげにコメントした。

◆全キャストクランクアップ!

また、ほかのキャストたちもクランクアップ。

関水渚は、「たまに現場に来る私を笑顔で迎え入れてくださいまして、ありがとうございました!いよいよラストスパート、引き続き頑張ってください」とスタッフたちをねぎらう。

井桁弘恵は「この作品は、刺激的で、勉強になる部分がたくさんあって、自分の中でも印象的なドラマになりました。またどこかでお会いできることを願って、これからも頑張ります」と学びが多い現場であったことを明かす。

飯島直子も「とても楽しい現場でした!」と、若手俳優たちの奮闘を称えた。

菅生新樹は、高橋から大きな花束を受け取ると力強いハグを。

「高橋文哉や、刺激をもらえる同世代の俳優たちと現場をともにできたことが財産」と語り、今後の俳優人生に生かせられる経験となったことを強調した。

中川大輔は「このメンバーでいることが毎日楽しくかった」、駒木根葵汰は「文哉が頑張っているのを見守るしかなかったですが、シンプルに楽しかったです!」と語り、すっかり同じチームとしての絆が生まれている様子だった。

森香澄は劇中を飛び出し、実際につんくプロデュースでデビューを成し遂げたことにも触れて「ダンスに歌に、それと、こんなに同世代が多い現場も初めてだったので、すごく楽しかったです!」と眩しい笑顔を振りまく。

「この作品が決まったとき、誰よりも一番嬉しかった自信がありました」と語るのはカルマ。

「YouTuber・カルマから俳優・カルマとして周りの認知も広がりました。あらためて、このチームに迎え入れてくれて、最後までカッコ良くいさせてくれたことに感謝しています!」と、深々と頭を下げる。

金城碧海は、手に持った花束を見ながら「この花も綺麗だけど、この世で一番美しいのは…?」と、役になり切ってナルシスト全開に。

すると周囲にいた高橋らが「瀬山総長です!」とコール&レスポンス。息ピッタリのやり取りに、現場は大いに盛り上がった。

◆高橋文哉(山田達人/伊集院翔・役)コメント(全文)

まず、皆様お疲れさまでした。

この作品のお話をいただいとき、一人二役と聞いて、すごくおもしろそうだなと思いましたし、オタクとヤンキーを演じ分けるということで、ワクワクしました。しかし、やればやるほど、「あ、まずいぞ、これ無茶苦茶大変だ!」となりました(笑)。結構序盤から、自分との戦いになっていましたね。

膨大なセリフ量と一人二役の大変さは、毎日が発表会みたいな感じで。現場の温かさ、観てくださる方たちの温かい声援を糧に、最後まで頑張れました。その瞬間、瞬間のカットをより良くするためにと思ってくださっているスタッフの皆さんの前では、なるべく疲れた顔は出さないようにと心がけていましたが、間違いなく漏れていたはずです(笑)。スタッフ、キャストの皆さんがいないと、僕一人では絶対に無理でした。

それと今回、成し遂げないといけないことを2つ課していました。ふり幅の広い一人二役をやり切ることで、役者として成長できる作品にすること。それと、この作品に関わったすべての人が、胸を張って「『伝説の頭 翔』に携わっていたんだ」と言える作品にしたいということ。この2つをずっと思っていました。

この作品に費やした一分一秒に、一切の妥協も後悔もないと思っています。本当に皆さんのおかげで、迷惑をかけながらも自分の中で一番いい形でクランクアップを迎えられたと思っています。ありがとうございました。最高でした! また120%の力を出し切れる現場で、ご一緒させていただきたいです!