井上尚弥の階級変更のタイミングは？亀田大毅氏が予想「テクニックやスピード重視にシフトすれば…」
ボクシング元世界2階級王者の亀田大毅氏（34）が29日までに更新されたYouTubeチャンネル「格闘キャスト」にゲスト出演。4団体統一世界スーパーバンタム級王者の井上尚弥（31＝大橋）の今後について展望した。
尚弥は5月の東京ドーム大会でルイス・ネリからTKO勝利を飾り、当初はIBF、WBO世界同級1位のサム・グッドマン（オーストラリア）との対戦が濃厚だったが、相手が地元でノンタイトル戦を優先したことで消滅。18年に元世界王者の岩佐亮佑（セレス）に判定勝ちするなど過去の対日本人戦績は3勝2KOと“日本人キラー”であるTJ・ドヘニー（アイルランド）と9月3日に防衛戦を行う。
圧倒的尚弥有利の声が多い中で、注目されるのは今後の対戦相手である。今回対戦が消滅したグッドマンそして同スーパーバンタム級1位ムロジョン（MJ）・アフマダリエフ（ウズベキスタン）の2選手が有力とされている。
大毅氏は「グッドマンとアフマダリエフはノーチャンスだと思う」とバッサリ。「ドヘニー、グッドマン、アフマダリエフは誰も井上選手には勝てない。でもこの3人の中で一番可能性が高いのはドヘニーだと思います」とドヘニーが一番油断が許されない相手だという。
「ドヘニー、アフマダリエフ、グッドマン、中谷選手に勝ったらフェザー級ですよ」と予想した。
フェザー級では現役世界王者にも勝てると口にしたが「純粋なフェザー級がたくさんいるので、体負けしてもテクニックやスピード重視にシフトすれば勝てるとは思うけど、バタバタとは倒れないと思います」と語った。
