寒川(坂東彌十郎)、カメラマン役の操上和美、インタビュアー(阿南健治)
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 三谷幸喜監督の映画『スオミの話をしよう』(9月13日公開)に写真家の“レジェンド”操上和美がカメオ出演していることが明らかになった。29日、三谷監督が自身のXで明かしている。

 本作は、長澤まさみ演じる主人公スオミの失踪事件を巡り、現在の夫(坂東彌十郎)と元夫たち(西島秀俊、松坂桃李、遠藤憲一、小林隆)が思いがけない事実に遭遇していくミステリー・コメディ。操上は本作のポスター写真も担当。三谷監督がXに投稿した撮影日誌「一年前のスオミの話をしよう」によると、操上が三谷監督を撮影した縁から出演が実現したという。

 操上が出演したのは、スオミの現在の夫・寒川(坂東)の豪邸にあるプールサイドで、スオミの4番目の夫である草野刑事(西島)と、部下の小磯(瀬戸康史)が、スオミの1番目の夫・魚山(遠藤)を尋問するシーン。画面の奥では寒川が雑誌の取材を受けており、操上がカメラマンを演じている。Xでは、操上を坂東とインタビュアー役の阿南健治が挟んだ3ショットも公開されている。なお、操上は主演の長澤の大ファンだという。

 本シーンは千葉県千葉市にあるティーエムアドヴァンスのモデルハウスで撮影。Xでは阿南演じるインタビュアーのモデルとなった人物や、車の車庫入れシーンに臨んだ長澤まさみの裏話などにも触れている。

 操上は2009年公開の映画『ゼラチンシルバーLOVE』で監督デビューも果たしており、永瀬正敏、宮沢りえ、役所広司、天海祐希らそうそうたる顔ぶれが集結。主題歌を井上陽水、振り付けをバレエダンサーの首藤康之が担当するなど、各界のアーティストが名を連ねた。(編集部・石井百合子)