「膝下の冠水でも危険」冠水時の注意ポイントとは※画像はイメージです(yapiko/stock.adobe.com)

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台風10号が接近していて、突然の豪雨による「冠水」にも注意が必要です。警視庁警備部災害対策課の公式Xアカウント(@MPD_bousai)が、「膝下の冠水でも危険」として注意を促しています。この投稿には、2000件を超える「いいね!」が集まるなど、関心が高まっています。

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冠水した道路での避難は「運動靴」をチョイスして

冠水時は水で足元の様子がよく見えず、側溝や縁石の段差に気づけない可能性もあります。フタの開いたマンホールや倒れた自転車など、危険なものが道路上にあることも。「傘」などを使って、足元を探りながら進むようにしましょう。

また、雨といえば長靴をイメージしがちですが、避難の際には「運動靴」を選ぶのが良いとのこと。靴紐をしっかりと結べば、長靴よりも脱げにくくなるといいます。

冠水時の「車移動」や「側溝のゴミを取り除くとき」にも注意!

縁石の高さは約15cm。車両については、縁石が沈み込んだ(縁石よりも水位の方が高い)道路は迂回するよう呼びかけています。なお、側溝などのゴミ・落ち葉が詰まり冠水している場合は、急に取り除くと急激な水圧の変化で引き込まれる危険性があるため、注意が必要です。

この投稿には、「水圧こわっ!」「知らなかった!」などのコメントが続々と。「日常からマンホールの上は歩かないようにしてるんだよね」など、危険を回避するための意見も寄せられていました。

▽出典:警視庁警備部災害対策課 公式X/突然の豪雨。膝下の冠水でも危険です