全6日間のサマーセールが終了 977頭の売却総額は約64億円
日本最大規模で行われる「北海道市場サマーセール」が北海道新ひだか町の北海道市場において8月19日から6日間のスケジュールで行われ、全日程を24日終了させた。
6日間で1187頭が上場され、内977頭(牡548頭、牝429頭)が落札。売却総額は64億8600万円(税抜き、以下同)で、売却率は82.31%だった。平均価格は663万円強。1000万円以上(税抜き)の取引馬は186頭だった。
最高価格は最終日に上場された「レディマドンナの2023」(牝、父ヘニーヒューズ)の4800万円で江馬由将氏による落札。牡馬では2日目に上場された「ダンシングロイヤルの2023」(牡、父ヘニーヒューズ)で成田隆好氏が落札した。
セール終了後、古川組合長は「最終日の動向を心配していましたが、それが杞憂に終わり驚くと同時に感謝している。5日間でセールを終了させたいというのは基本だが、上場頭数が多くなり、終了時間は遅くなると購買者、販売者ともに負担がかかるのでやむを得ない措置だった。そういった状況下でセール最終日に最高の売却率を記録したのは嬉しい誤算。これらの結果を踏まえて、来年の日程を市場委員会にはかりたい」とコメントした。